我が連れ合いが知り合った、今は亡き大正生まれの経営者だった男性は妾宅を持っていらしたそうです。当時は珍しい話ではない時代だったんでしょうか。その男性が「頭とへその下は別人格だ」と口にされたのを聞いたのだと、連れ合いが若かりしときに。
私の祖父は明治生まれでした。身体一つで身を粉にするように働いて蓄財をし、周りの人に勧められ事業を始めたのだと聞いていました。事業がうまく回りかけてから妾宅を持つように。祖母がよく泣いていた姿が、私の父は子どもとして胸を痛め目に焼き付いているのだと話してくれたことがありました。
私が先日お茶に誘われていった女性は「もう、私は90歳近いのよ。」と初めて年齢のことを話されました。なんでも心を開いて話せる方なので、そんな昔の男性のありかたの話に及んだ時「私の父も女性を助けているんだと、都合のいい言い方をしていたわね。母は辛かっただろうと思うわよ」とポツリ。その父上は手広く事業をしていらしたようでした。
「男の甲斐性」という言葉はよく耳にしましたね。
アメリカで大富豪が少女を集めて云々の話は、多くの著名人の名前もあがりました。結果、その大富豪は刑務所の中で死亡とか。Mee Too運動の発端になったんでしたか?あまりにもこの種の報道が続きすぎて、私の頭は混乱してしまっています。
ジャニーズの件も噴出してきましたし。長きにわたる被害者の苦悩があからさまになったのには、驚きしかなく。権力と富を持つものと、その恩恵にあずかる周囲の人間の図式は延々と。華やかにみえる芸能界とテレビという媒体。
百八つの煩悩を持つと教える仏教にも遠い生活をしていますけれど。
多くの人たちは日々の平穏な暮らしを維持していくために働いて、働いて。
平和で、穏やかな日々が続くことを願っているのです。私は。
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