宝くじ売り場のお姉さんは小さな箱の中で、お客さんを待つのみです。お客さんって不思議なものなんですよ。私のデパートでの販売員経験では「平均して来て欲しいわあ。」と思うことがしばしばありました。
お客様がピタッとみえない時はシャツを畳んだり、トルソーに着せている洋服を全て変える作業をしてみたりと、動いている方がお客様がお店に入りやすくなるようでした。じいっと立ってお客様の歩いておられない通路をみているのは、かえって気分も滅入ってしまいますしね。お客様もそんな販売員に食いつくように見られていては、入る気も失せるものでしょう。
それでいて、一人のお客様が入って来られて接客をしていると次次と入って来て、品物を手にとったりしていらっしゃいます。自分一人にかかりきりにならないと思うと気持ちが楽になられるんでしょうかね。売りつけられるのではないか?と身構えられるのだろうと思います。
販売員を経験していると、お客の立場になっても販売員さんの動きを見てしまっています。付かず離れずでいて、好みの品をサラリと出してこられると(うまいなあ!)と感心してしまいますわ。
でも、「宝くじ売り場」の女性はそう動き回るわけにもいかないですよね。
今日「ロト6」を見てもらったら「千円当たっています!」と。2百円が千円になっただけでも嬉しいものでして😊
で、少し話ししていたら「この前千葉県の〇〇店でサッカーくじで1億円がね、全国で2人当たっていた内の一人がその店ででたんです!サッカーくじって完全に機械任せですからね。宝くじ売り場の中で盛り上がってしまいました!!」と売り場の女性。
聴いている私まで盛り上がってしまいましたわ。まあ、なかなかないことですけれど、メデタイ話はいいものです(*^^*) つられてサッカーくじを買ってしまいましたわよ。まず買わないのに。今日で10数年間で5回目くらいかな?
そうやって庶民は江戸の時代からある「富くじ」に夢を見させてもらっているんですから、何千万円とか何億と賄賂を受け取るお偉いさんとの間には「深くて黒い川がある♪」男と女の間には〜と続く「黒の舟唄」能吉 利人作詞。とてつもない隔たりがあるんですよ。
時代は変わっても図式の変わらなさに今更驚き、妙に納得したりしますね。(諦めの気持ちって感じでね。ちょっと横向いて”そんな悪事をしてていいことがあるはずないわ!フン!(-_-)って)
人間は進化しているの?進歩しないのやら❓❗
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