グリーンは「アジアンタム」という名前の緑が好きでした。娘も覚えてるというほど昔から何鉢も買ってはダメにして、可哀想なことをしました。葉っぱが薄いものは、風に弱くて乾燥にも弱いので葉っぱが乾燥でちじんでしまうと復活してくれないのです。
「植物を育てるのは子供を育てるのとおなじですよ。お水でもあげすぎても、あげなさ過ぎてもダメなんです。」とだいぶん前にホームセンターの植物担当の女性がさりげなく言われた言葉がずっと頭に残っています。
お花が好きで、たまたま「オオ−ニソガラム」という珍しい名前の白い花を買ったのはもう相当前のことです。野菜のアスパラガスのような風体で、可憐な白い花が縦に蕾がついていて順々に咲いてくれるのです。律儀で、見た目より強い可憐で清楚な花です。
普段私が行くスーパーの中のお花屋さんでもほとんど見かけない花です。一度お願いして取り寄せてもらったことがありました。
最近は特に見ません。一昨日お花屋さんの店員さんと「オーニソガラム」の話をしていたら、覚えていて下すって「今、値上がりしてますよ。」と。「あのお花を知っている人じゃないと、なかなか買う人がいないので。仕入れなくなってます。」と。発注してもらうように頼んできてしまいました。
「オーニソガラム」に恋するおばさんの私なのです。
お花も今の時期はまだすぐにしおれたりはしないですが、温度が上がるのと並行して水が腐って来るのでもたなくなるのです。毎日花瓶の水を変えれば少しは長く咲いて楽しませてくれますが。
私は水を毎日飲むのに、花瓶のお水を変えてあげるのをついうっかりしてしまっては「ごめんね。」と。
声もあげずにいるお花を忘れるのですから、残酷なことをしていることになります。
人間の勝手で切ってきて、店頭に並んでいる花たち。もちろんお花を栽培してお仕事にしてらっしゃる方がいらして、おかげでいろんなお花を楽しめるのですが。
松田聖子さんの歌「赤いスイトピー」のスイトピーは花びらも薄くてはかなげに見えるのに強いんですよ。黄色いスイトピーが大好きで気持ちがウキウキするのが不思議なくらい💐
お花を見ているとほっこりして、お手洗いに一輪差しのお花を置いて一人喜んでいる私です。
仏様の(仏壇はないので、遺影だけですが)前のお花を変えては手を合わせています。私だけが楽しんでは申し訳ないので。
================
にほんブログ村「団塊の世代」カテゴリーのランキングに参加中です。
いつも応援クリック有難うございます♪