私はいまだかって「日本の金メダルの数がいくつになった!」と狂喜乱舞したことはありません。頑張った選手の努力や苦労には敬服はしますが。どうして、このときだけは日本国旗に敬意を表して、国歌が流れるのかとこの国の不思議さを見る思いでした。
トルコに旅したときに、私はさほど記憶になかったのですが、連れ合いがトルコ国旗があちこちに掲げられていたと言ったのです。世界地図上で危険な地域にある国はいつ侵略されるかと国家意識が高いのかと私は思いました。私はバスでの移動が長いとつい眠ってしまうので、国旗を目にしなかったのだろうと。
日本では普段、日本国旗を見る機会もまずなくて、国歌を歌うこともありませんからね。商業主義に走り、一部の権力者が利権を貪る図式にほとほと嫌気がさしているだけのことです。
国家に余裕があって、国民にも当然のこと今ほどの貧富の格差もないときには、その上にコロナ禍でなかったら「五輪」開催するのも大いに結構なことでしょう。ですが、コロナ禍に陥る以前からスポーツ団体、〜協会と名称のつく団体での「アスリートファースト」なんて嘘っぱちの「団体関係者」の国からの補助金搾取報道のなんと多かったことか?!
またか、「ブルータスお前もか!」どころか、出てくる出てくるわ!汚い話の理不尽がまかり通り、選手はというとアルバイトをしながら練習に励むという悲しい、情けないことばかりでした。
日大のアメフトの命令されたラフプレー(いいえ、ひどい危険行為でした。命令された選手も気の毒極まりないことでした!突然攻撃された選手はもちろん大変な目にあわされるという、あってはならないことでした!)皆、いい歳こいた爺様が権力を傘にきてのことでした。目に余るスポーツ界の不祥事の連続!犠牲になるのは若い、頑張っている選手たちばかり。
こんなありさまを散々見せられて、そしてオリンピックでこの体たらくの日本です。コロナ禍でだけで、五輪反対を言ってきたわけではないのです。「アスリートファースト」のスローガンは踊れど、実態は本来は選手に回るべきお金を搾取して懐を潤すことに精を出している汚い権力を持った爺様たちに怒っているのです。
「カネ、マネー」と血眼になっている恥もなにもかなぐり捨てた汚いいい歳をしたオヤジどもに私は怒りを持ち続けてきました。オヤジだけでなく、女性もいましたかね?
金メダル、頑張った証でしょう。それは選手の努力の賜物であって、日本のしてきたことが、帳消しになることではありません。
日本は今、コロナ禍だけではない危機感を持つ時期にきていると思います。もちろん、若い人に期待もしたいのですが、腐った機構やそんなものを壊す気概を持って新たな日本を創り出していってもらいたいと願います。島国だからはもう関係ありません。台湾の例もあります。「前例にないから〜」とかグチャグチャ言う輩はもう過去の遺物ぐらいに思って、誇りを持てる、若い人が希望を持てる日本であって欲しいと願っています。
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