昨夕5時過ぎでした。
朝9時前に病院に到着してから8時間、ひたすら歩いたり座ってみたりしながら待ちました。(途中、談話室のソファで横になったり。病院の職員さんが”面会も大変ね”と話されてる声が~)
まだコロナ感染予防の病院。ナースセンターまで連れ合いを送り届けたのですが「何かあったら電話しますので。」とのみのナース。
抗がん剤服用6年目の連れ合いの大腸ポリープ内視鏡摘出手術の日でした。今年の2月に検査入院した際に「ポリープ、結構ありました。」と医師。それでいて「10月末でどうですか。」と理解しづらい提案に大きな❓を抱きながら迎えたその日。
2月と同じように病棟から受付の方へ足を運び「何かあったらって❓電車乗り継いで時間もかかるのに。無理でしょう。」とナースセンターへ戻り「終わるまで待ちますので。」と伝えたのです。
待っていた午後、義兄の喪中および年賀状終いのハガキが届いたと私が働いていた時の先輩女性から電話が。
状況を話したら「何かあったらって、それはないでしょ。普通、病院は家族の方はいてくださいねと言うわよ。」と、連れ合いと同い年の先輩女性。もう8年ほどたつでしょうか。先輩のご主人も亡くなって、ご夫婦2人だった戸建てを売って今はマンションで一人暮らしです。気丈で元気な女性でした。
「あんたさ、しっかりして転んだりしなさんな。私はお陰さまでのんびりしてるわよ。でもね、連れ合いが病気だった時、自分ではしっかりしてるつもりだったけど耳鳴りがしてね。体は正直だからね。」と気遣ってくださって、ありがたかったですねえ。
「大腸ポリープ3つ取りました。」とナースに車椅子を押してもらいながら「けいこさん!」と一度も呼んだことのない私の名前をニコニコしながら言うではないですか😲
【この外面は何❓いつもオイとかお母さんとしか言わないのに😡】ほんとにこの人って、なんて奴!
入院前のインフォームドコンセントで「出血、深く切って穴が開くと死ぬ」との医師の言葉に最悪の事態も頭にあった私をよそに、入院2日前までお酒を飲んでいたんですから。私の注意に耳もかさず。
たまりにたまったフラストレーションを電話で娘にぶつけながら、夜道を帰ったのでした。申し訳ないことに。
私自身も年齢を重ねてから訪れる「老・病・死」を身を以て、今更に。初心者なんですよ。生まれるのも、老いて死に向かうのも初体験。
駅の階段で一瞬、つまづきそうになってヒヤリとしながら。
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