いつ買ったか忘れるほど前に、当地にあった自転車店で購入したんです。
なぜ、急に自転車の話?! それを今から書きますね。
田舎に私が帰る前に連れ合いが「自転車のタイヤに空気が入らん!何回やってもあかん!」と言いながら、自転車置き場から帰ってきたのですわ。
その前に私が自転車の空気入れでエンヤコラと力を入れてポンプを両手で押して入れたのに。「じゃ、自転車やさんに持って行って見てもらえば?」と提案すれど、動く様子も返事もない。すぐ近くに自転車店ができているのにね。
またまた、私がしびれを切らして久しぶりに(前は私が乗っていたのです。連れ合いは車ONLYだったため。)乗って持っていきました。
「わあ、重た❗」とペダルを踏みながら持って行った「宮田」の自転車。外見は見る影もなくボロボロ。5〜6年前に泥除けにサビが斑にあったので、車用の錆止めスプレーだったか?とにかく車用のスプレーでサビの部分にシューシューと水玉柄にサビに広がり防止を私が施しました。すぐ、自分の自転車だとわかりますわ。
880円で「とにかく見てみましょうか?」と自転車店のお兄さん。水の中でパンクしてないか点検。私は何でも見てるのが好きなので見てました。「全く大丈夫。」なのは見ていてわかりました。天井から空気入れを引っ張ってシューと力強く空気が入り、パンパンに❗
私は感動を覚えたんです❣何十年乗っているか、忘れるほどの自転車が一度もパンクもしないで使えていることに、ネ。「宮田」の自転車さん。いや、パンクしたかどうかも記憶にないほどの年月です。
それから帰省して、田舎でなにかの話の流れで「宮田の自転車が〜」と話したら妹のご亭主が「宮田の自転車?プー(笑)」と吹き出すではないですか。何がおかしいのよ!と少々ムッとした私は、今宮田自転車を検索したんですよ。買い物の帰りに先程自転車店の看板を見て思い出したので。
なんと、創業1890年(明治23年)とでているではないですか?!知らなかったですわ。創業から132年目です。日本で初めて国産自転車を製造、販売とあります。
1979年、あのフランスの自転車レースで名高い「ツール・ド・フランス」にも出て優勝等、出てくる出てくる!日本の誇るクラフトマンシップですってよ。
私は一度とあるホームセンターで自転車を買いまして、2度目に乗った時でしたか、笑ってしまうほどの壊れ方をしたんです。空中分解ならぬ地上分解してバラバラになってしまった経験をしているのです。本当の話です。保証してもらって然るべきだったのでしょうが、そんなことしてもらいませんでした。持って行きようがなかったとの記憶しかありません。今、思い出しても笑えます。当時の輸入品の質の最悪なのを買ってしまったんでしょうね。
呆れてしまった記憶はあります。まるでおもちゃ以下でしたから。
「宮田自転車」さん、日本のクラフトマンシップをどうぞ持ち続けてくださいますよう。誇りに思います。
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