今日の「徹子の部屋」の戦争体験を語る、今は亡き方々の回顧録を見ていました。
女優の高峰秀子さんは昭和20年の夏に映画を撮っていらしたそうです。アメリカの航空母艦が千葉の海に見えているなかだったと。8月15日の終戦の夜半に高峰秀子さんが泊まっていらした屋根すれすれに特攻機が何機も何機も飛んで若い命を落としていった話には言葉が出なくなってしまいました。
死ぬことを定めとして教育されてきた若者の行き場のない(高峰秀子さんはどうしようもない気持ちってあるじゃないですか、という表現をされていましたが。)気持ちの発露が終戦の夜の特攻機による敵のいない出撃とは?!
「戦後が終わったから戦前ですよ。今は。」と1989年の録画とあったと思いますが、高峰秀子さんがはっきりとした口調でおっしゃっていました。
この言葉は今聞くとグサッとくる言葉でした。
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