かって「水俣」があり、四日市公害があり、苦しんできた方々が多くいらしてやっと!日本も先進国の仲間入りを果たして、と思いきや。このところの大企業の脱検査問題の続出にまさか?!と思いながら、おじさま方が並んで頭を下げるシーンを何度見せられてきたことでしょうか。
ここへきて、千葉の新日鉄のシアン垂れ流しでまたもや並んで頭を下げるシーンを!
「知らなかった。」とは自民党の旧統一教会との繋がりしかり、工場で働いている方が「知らなかった。」はないでしょうに。
老朽化なら、それはそれなりに手を打たなければならないことでしょうし。垂れ流しても、千葉県の担当者が東京湾に流れ出て揮発して云々とまるで監督する側が容認するような発言をするようでは、逆戻りしていますよ。昭和の初期の苦しまれた方々に「日本は二度と繰り返しません。」と頑張ってやってきたのでは?
劣化はあらゆるものに起きることですが、人間までが劣化してはまた被害を被る人が出てきてしまうことに繋がります。
襟を正して、戦後77年の時を経て「日本はこんなに頑張ってきました。」と言えるようになってはいないのかと思うのが、悲しいことですね。
(あえて日本の国花である桜を出しました。もうこの辺で日本の古い歌は聞き納めかと思うほどに、テレビ東京さんが歌好きのワタシも知らない昭和初期の歌番組を流しています。聞き覚えのあるものも、さすがに知らない歌も出てはきますが。ほんとうに聞き納めになる可能性が高いように感じます。昭和の初期の歌謡曲を聞く世代は、私の世代までかなあと思いながら聞いているからです。
私が子供の頃の1ドル360円の為替レートが示したように、今円の価値が下がっていくのを見るのは、公害問題同様に日本人として忸怩たるものがあります。
頑張っている若い方々に希望を見出して、いくしかないですね。
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