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「生保レディ」として働いて

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さかのぼること30数年前のことです。

私が生命保険の外交員として働いていた40歳代の頃、年に数回ある売上強化月にノルマを達成するとご褒美として一泊の温泉旅行にみんなで行くことがありました。(そういった時代でもありました。)

大半が女性ということもあって、今では廃れた旅館の宴会場で笑顔満開の同僚の女性たちとの写真が引きだしから出てきて「こんなこともありましたねえ。」と若かりし自分を思い出しました。

男性は支社長とあと二名だけ。

歌が大好きな私は少しいただいたビールの酔いもあって、宴会場の舞台にあがってマイクを手に2~3人でカラオケのリズムに乗ってステップを🎵

ちょうど正面に座っていらした男性上司からセクハラに当たる言葉が聞こえてきました。まだセクハラという表現がなかったころでしたね。

まあお酒の席ではありがちな、ですが私は不快に感じたのを今でも覚えていますけれど。

スマホのニュースを見ていたら「生保レディ」の世界を貶めるような文章が目に留まりまして。

私の知る限り、先輩たちもみんなコツコツと足(車やバイク、時には徒歩)でお客様のお宅に訪問しては生命保険の説明をしたり、世間話をしたりと日々地味な仕事ぶりでしたよ。

確かにノルマがあり、キツイと言えばキツイ仕事でした。ですが、インターフォンを押してドアを開けてもらえなくても生保商品のツールであるプリントをご自宅のポストに~を繰り返して。

私が在籍していた数年間にそうしたお会いしていないお客様からお電話を頂いたこともありました。北風が吹く冬も、夏も一年中会社から渡された顧客リストを手に、最初の一年間はインターフォンを押し続けたものでした。

「百軒訪問して一軒開けてもらえればいい」と聞かされていましたし、実際そうでした。集合住宅も戸建てのお宅もと、ひたすら廻った私自身を「よく頑張ったね!」と今でも褒めたい気持ちになるくらいです。

まじめに働いていると、どこかで見ていてくれる人がいてくださるのだと。

その頃は金利が良い時代で、個人年金をお勧めして加入していただいたお客様からはだいぶん経過してから「助かってるわよ。」とのお言葉を耳にしたりしましたし。

どんな営業でも大変です。知らない方とお会いして、商品を理解していただけるように説明をするのですから。私という人間も信頼して頂かないと、お話が進みません。

シニアになった今も、営業マンやレディとお会いすると「体に気を付けて、頑張ってください。」とエールを送りたくなりますよ。

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ABOUT ME
audreyh0504
自己紹介 もうすぐ73歳に 関西から半世紀以上前に関東へ 連れ合いが突然関東への転勤を命じられ 埼玉県や都内に住んで 今は千葉県 子ども二人はは関東育ち 関西弁は当然のこと関東弁は仕事がらですが いまだイントネーションは直りません

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