歳をとると、怒りっぽくなる人もいると聞いていましたが。
昨日のお風呂上りにパジャマのズボンをはこうとしていた連れ合いが、「これもあかん!前が開いてない。それに、これはゴムやのうて、紐や!。トイレが近うて、夜に何回も起きるのに。。」と怒りだしまして。
むくみ対策の利尿剤が効果てきめんのようで。高齢者プラス利尿剤は、ねぇ。
「はいはい、ゴムに替えますよ。」と、パジャマ用のゴムを百均で買って置いてるので、裁縫箱を出してきて取り掛かりましたわ。
抗がん剤の副作用で皮膚疾患が酷いので、綿素材でガーゼ織りのパジャマなどを買い置きしていたんですけどね。前開きの確認もした「つもり」だったのに。私。
最近のファッション関係の傾向に、「ジェンダーレス」がありますよね。
男性でも女性でもOK のパンツ(昔はズボンと言っていましたが、今ではパンツというようになっていて)が結構販売されています。
だいぶん前から、髪の毛の長い男性はいらして、かっこいいベリーショートヘアの女性も。
服装も男女の区別がつきにくくなっていて、持っておられるバッグも布製のトートバッグであったりするので、ますます「ジェンダーレス」だとは思っていましたし、時代はその方向へ~
とはいえ、我が家の連れ合いには通用しません。「なんで、前が開いてないんや❓外で用を足すときに、どないするんや❓」とのたまうのです。
少し怒りが収まると、「トイレでたまに、ズボン降ろしてやってるやつがおるなぁ。」と。
そうなんやねぇと、以前デパートで働いていた時に社内販売で買っていた「型落ち」したパジャマ(木綿製)のゴムの交換をしていて、気づきましたわ。昔は男性用パジャマの前開きが当たり前で、丁寧な縫製をしているわと、ね。
まあデパートで販売されていたブランドのパジャマをセールで買えたので、大事にしていましたけれど。
最近の商品との違いは、サイズ表示が[L] であっても、昔の物の方が大きめかしらと思うのです。生地をたっぷり使って作られている感じがします。
私は母の縫ってくれた服を着て育ち、デパートでアパレル業界の販売をしてきましたのでそう感じることが増えています。
全てのブランドがそうだとは断定はできませんけれど。
世の中の流れにそって、ファッションも移り変わるのは当然のこと。
ただ、日本製の信頼度数は以前は間違いなく高かったと言えると信じていますし、そうでしたよ。
「コスパ」ですよねぇ、問題は。
きっちり縫製してある、着心地の良い服を着たいのなら「それなりの対価」を支払いなさいということなんでしょうね。
「LGBTQ」の流れもあって、我が家の連れ合いを納得させないといけない時代になってますわね。
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