日本歯科医師連盟の顧問をされている、自民党の山田宏参議院議員。
自民党内の「国民皆歯科検診実現議連」の中心におられる方だそうです。「ギラッと目立つでしょ。東京五輪で日本を訪れる外国人観光客に、どう思われるか……」と「銀歯」を問題視されていたそうな。
もう数十年も前のアメリカの新聞(どこだったのかは覚えていません。)の風刺画で日本人は「メガネ、出っ歯、カメラ」を強調してあったのを思い出しましたわ。その当時のアメリカの映画にでてくる日本人と思しき人物は「出っ歯とメガネ」だったように。オードリー・ヘップバーンの映画の中でそんな日本人(本当の日本人だったか?)が出ていましたっけ。
私は歯並びがひどく悪くて、劣等感を感じ続けていました。現役で忙しくしている間は時間に追われて「歯並び」のことばかり考えてはいられなかったですけどね。その悪いところが息子に遺伝して、幼かった息子を連れて「歯科矯正医」に相談に行ったこともありました。当時でも100万円かかると説明をうけたのを記憶しています。その上に「きちんと歯磨きをしないと、歯並びが整ったら全て虫歯になっていた!」ということもあり得るのですと言われましたね。
その歯磨きを食後にちゃんちゃんとやることの困難さは今でも感じるのですから、幼い息子につきっきりで歯磨きをさせられるか?100万円という金額の負担とを天秤にかけたとき、「これは無理だわ。」と断念したのです。
確かに海外の様子を見る時、歯列矯正をしているお子さんや若い人を見ることは多いように思います。歯並びがきれいなのは見た目だけではなく、私の経験として歯磨きをしても歯並びが悪いと磨き残しが多いのは実感しています。
西欧人がマスクを嫌がるのは口元が見えない不安からだと聴いたことがあります。メールの絵文字でも日本は目で表現するのですが、西欧は口元の表現だということで大きく違うようです。「目と目で通じ合う❣」は日本だけ?
先日もやっと(帰省したり、体調が芳しくなかったりで行けなかったので)歯科医院に行きまして、歯をきれいにしてもらって歯間の汚れも取っていただき、フッ素を塗っていただいて来たばかりです。歯と健康の関連も情報が増えていますので、認識はしているつもりです。
ただし、無料で歯科医院にはかかれません。娘は連れ合いに似たのか歯並びはきれいです。良かったと思っていました。それが何年か前に都内の歯科医院で「歯並びが悪い!」と結構きつい口調で言われたとか。歯列矯正を勧めようと思ってか、わかりませんけれど。娘も歯科医院を変えたとは言っていましたね。少々落ち込んでいましたっけ。
日ハムの新庄監督の歯並びはメッチャ凄いですよねえ。少し怖いくらいに。相当かかったんでしょうね。歯科医にかかるのもお金がかかりますものねえ。
そんな経験をしてきた私ですが、なんだか引っかかるものが。。喉の小骨のように。
「銀歯は外国人にビックリされる。」ねえ。ふ〜ん、見た目重視?!日本歯科医師連盟の顧問をされているんですか。へえ〜、それはそれは。。
ケチをつけてるわけではありません。歯がいかに大事かは理解していますので。97歳の父も差し歯が抜けて「もう、いい!」とそのままなので流動食になっているのですから。「歯を治しておけば良かったのに。なんでも食べられたでしょうに。」と私は思いましたしね。
ちなみに息子は40歳頃から自分で「歯列矯正」をしたと言っていましたが、医師によるのでしょうか。お金ばかりかかって、説明された期間より長引くばかりで信頼できなくなって途中でやめたと最近聴きました。
息子は「おふくろはどうして歯列矯正をしなかったの?」とこともなげに言いましたが、そんな言葉すら聴いたこともない田舎の裕福じゃない家で育った私には考えすら浮かばないことでした。食べて高校まで行かせて貰えれば恩の字でしたわ。時代が大きく変わったんでしょうね。
病気にかかったときも同じです。医師の力量にかかってくるのだということは、私も「唾石摘出手術」を受けたので経験しましたわ。
今かかっている歯科医院に食事ができないほどの痛みで初めて行った際、レントゲン撮影で判明したのが「唾石」でした。何十年とかかっていた歯科医院では長くレントゲン撮影もしていなかったのと、少し❓感を感じ始めていたので新しく出来た歯科医院にその時行ったのです。それが功を奏したのですから、不思議なものです。
「唾石」を発見していただいて、「これは手術しかないので。」とその歯科大学の卒業間近のアルバイトで来ていた若い男性の出身大学の都内の病院を紹介してもらって、2度通いました。でも、この病院の医師の対応に私は直感的に「なんだかねえ?!」と。自分で検索して横浜の病院におられる「唾石手術」のオーソリティーでいらっしゃるこの医師だと決めました。都内の歯科医院はその決断をさせてくれるきっかけになったと思っています。「この先生に見てもらおう。」と横浜の病院のその医師に診察していただき、入院して全身麻酔で「唾石摘出手術」を無事にしていただくことが出来ました。
紹介してもらって行った都内の歯科医院では「内視鏡で取りましょう。」と。横浜の病院の医師は「唾液腺は直径1ミリ、あなたの唾石は直径が8ミリあるから、内視鏡なんかでは取れません。切開して、取って縫合します。」とハッキリおっしゃいました。結果オーライに終わって、良かったと今でも思います。
そういう名医と言わせていただきますが。名医はとても気さくでいらして、適確でした。名医でいらしただけに手術待ちの患者さんが多くて、決まった手術日は結構先の日付でした。ところが、待っている間にまた痛み出しまして、病院にその旨を電話で伝えました。すると、すぐその先生が直接お電話を携帯電話にかけてきてくだいまして、手術日を「なんとか間に入れるようにするからね。」と。手術日を早めてくださったのです。
「ありがたかった。」としか言葉がありません。
話が横道にそれてばかりで申し訳ありません。歯は大事です!食事も健康に直結するものなので、これまた大事です。大事でないものはありません。命ある生き物として。
食に関して、添加物や農薬等に関しては声高に言う政治家をまず知りません。私は。日本国内において。
そのことも歯と同じように、「体に悪いものは極力避けるべきだ。」との観点から声高に、まして厚生労働省、この山田宏参議院議員は昨年の12月に参議院厚生労働委員長に就任されているとのこと。期待したいものだと願っています。
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