永遠のテーマですね。真逆な私だから、そうありたいとの願望です。
自分の姿ほど見えないものはないです。「人のふり見て我がふり〜」その言葉通り。
残念ながら「こんな人になりたい。」と思う人に会ったかというと多くはないです。私が「持っていない」人間だからでしょうかね。「類は友を呼ぶ」の言葉も怖い(-.-;)くらい言いえています。
片意地張って生きてきてしまったかな。でも、私が出会った女性たちは皆さん強くてたくましく人生の峠を越えて来ていらして、一緒にいて居心地がいいのです。
若くして関東の地から関西の商家に嫁ぎ、お姑さんも同居で商家の店頭で働きながらお子さんも生み育てて、思いもかけないことで離婚せざるをえなくなった女性と知り合いました。その後、関東に戻り、子どもを育てて生きていくために水商売を始めて酔客を相手に踏ん張って生きてきた女性です。
「お店を始めるって大変じゃなかったですか?」と言った私に彼女は「そんなこと言ってられる状態じゃなかったのよ。やるしかなかったの。食べるためにね。」そうですよねえ。私はそこまで追い詰められたことがなかったのだと思い知らされました。3人のお子さんを抱えて食べさせて生きていく、女性が一人で。
彼女は可愛い人です。人は困難なことにぶつかっても乗り越えるたくましさを秘めているんですね。まるで鋼のように叩かれて叩かれて強くなるように。そんな彼女と知り合えたことは人の出会いの不思議さとしか言いようがありません。
私より少し若い彼女ですが、女性のしなやかさと強さをバランスよく持つ人。インターネットの出会い系で会った人と暮らし始めてという、私にはできないことをサラリとやってのけて、ずっとパートナーでしたが今は入籍もしています。相手の男性も型破りな頭の回転の良い人でお話するのは楽しい人です。が、私では歩めない人生を彼女は悩んだり、行動に移したりしつつ、彼女のなかで処理をして生きています。
人は悩んで悩み尽くして、自分の進む道を切り開いていくのだということを見せてくれたのが彼女という人です。
私は女性から学ぶこと、その人それぞれの生き方から秘められた強さに敬服しながら私もそうありたいと思う指標でもあります。
苦労はしないほうがいいと思うものですが、生きていく上で全く苦労がない人生はないと確信します。その苦労をどう乗り越えていくかがその人の持つ容量、腹のくくり方、立ち止まらずに行動することにかかってくるように出会った人たちの生き方から学ばせてもらったと感謝しています。
人との出会い、それは人生の彩り。多くなくてもいいのだと私はね。
================
にほんブログ村のランキングに参加中です。いつも応援クリック有難うございます♪