「生老病死」は避けて通れない人間の道です。老いるというのは劣化もしますが、精神的には進歩もするのではと思ったりもします。
無為徒食の身でも新聞に目を通し、報道に接しても決して鵜呑みにはせずにその裏にあるものを見ようとできる限りはしてみます。出来うる範囲で多角的にものごとを見なければとは拙い頭で考えています。
すべてに表向きの顔と反する面があるんですねえ。私ごときが大した知識もないので、たかが知れてはいるのですが。若いときよりは見えてくることもあるにはあるのです。
やはり、いろんな身近な子供であったり、人とのお話から得られるものを整理したり、繋げてみたりするなかで、「ああ、もっと体に活力があったときに知っていれば何かできたかもしれないのに。」と悔しく感じることも最近はあります。
それは私が凡人だから、怠慢だったから、信念などというものもなく、ただ生きていくことにあくせくしていたからだと過去を振り返っても詮無いことではありますがねえ。
そうは言っても何も始まらないので、まずは身近な家族の声を聴いて穏やかな心で接することができるように自分を戒めることから始めましょ❣
なぜか歳を重ねると気が短くなって連れ合いなどは瞬間湯沸かし器のように怒ることがあります。それに即こちらもムキにならないように心を平静な状態に保つように努めています。
私もまだ理不尽なことには熱くなってしまうので、それを抑える術を学ばないといけないなと反省します。
昨夕の木下都議の辞職会見は、私は見たくないと主張して見ませんでした。連れ合いはみる気満々だったのですが、私は見る前から怒りがフツフツと胸の奥にこみ上げてきていて爆発しそうでしたので。
今朝の報道を見た連れ合いが昨夕の木下都議が自分の非を認めるよりも他人がどうしたの、こうだったのと自己弁護に終始していたと聴きました。
やはり、見ないで良かったと思いました。そんなのを見ていたら、私の怒りは沸点に達していたに違いないですからね。精神的にも体にも良くないですからね。
先日息子がきたときも言っていました。「好きな映画を見たり、音楽を聴いたりしているほうがいいよ。フェイクニュースやそんなの見ててろくなことないからね。」と。
気持ちと体は一体ですもの。
最近の国内の報道には眉をひそめることがやたらと多いので、あまり見たくありませんね。
昔のお年寄りも穏やかな方ばっかりではなかったのかもしれませんが、私の祖父も例外のタイプでしたからね。でも、病気になってからは さすがの祖父も気弱になってはいました。
心穏やかにできるだけ楽しく暮らしたいものですわ。
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