この年齢になって、食べるもので体が作られていると痛感してきています。
当たり前だろうと笑われるかもしれないですね。
この春100歳になる父に「寒中見舞い」電話をかけて、しばし「食べもの談義」を。
「せやなあ、お菓子もあるわけやなかったし。酒粕をみつけたらちょっとちぎって食べてたなあ。梅干しもな。酸っぱいものが特別好きも嫌いもなかったけど、つまんで食べてたわ。朝はご飯とみそ汁だけやからなあ。」と。私も関西育ちです。今でこそ納豆を食べますが、私が育った当時は納豆を食べたことがありませんでした。
井戸水を飲んだり、料理に使っていました。でも父にピロリ菌は住み着いていなかったのか?梅干しで死滅したのかしらん?と、私は5種類のピロリ菌対策の薬を飲みながら思ってしまいました。
昔の梅干しは本当に「しょっぱくて、酸っぱいもの」でした。
梅干しはそれぞれの家で手作りしていた保存食。
お味噌を作っている会社も、お醤油も、樽で作っていたものなのに、その樽を作れる職人さんが減っているとか。
味噌・醤油・日本酒の蔵に、樽にそれぞれ人間にとって「良い菌」が住み着いていて発酵を助けるのだそうです。(菌もいろいろなんですね(^^;)
「食は文化」
海外からの観光客に「おにぎり」が人気だとか。日本人の「ファストフード」の「梅干し入りおにぎり」を見直してしまいましたわ。