「カビ」の季節が到来しました。適度の温度と水分があれば「カビ」は発生しますね。
[①菌類のうちで、きのこを生じないものの総称。主に糸状菌をいう。アオカビ・クロカビ・ケカビなど。② 飲食物・衣服・器具などの表面に生ずる微生物の集落の俗称。]
洗面所で濡れた手をふくタオルを毎日洗濯して干すときに、黒カビが点々と見えてきます。酸素系漂白殺菌剤を投入して洗っているのですが、手を洗う頻度も増えているので、タオルが大活躍します。なので、この温度と湿度が「カビ」にピッタリの季節は要注意!
シニアがふたりしか暮らしていないのに、お手洗いも台所も洗濯機、お風呂も汚れます。人が生活していくということは、いろんなものが汚れることだとしみじみ思いながら掃除に忙しいことです。
汚しては洗い、洗っては汚しの繰り返しの日々。
赤ちゃんのあの柔らかいすべすべの肌から、いろんな汚れや傷みをつけながら歳を重ねていくのです。全ての形あるものは壊れていくのだと知ることになります。タオルのカビで大げさでしょうか。
タオルもそこまで活躍して、最後は雑巾として最後のお勤めをしてくれます。
先日息子から「部屋が汚れているので雑巾が欲しいんだけど、ある?」と聞いて「はい、十分にあるので使ってください。」と。
よく働いてくれている自転車も、タイヤに空気を入れて油をさして泥や汚れを雑巾で拭き取って、やっとタオルもお役御免に。
私はなぜか若い頃からタオルが大好き❣ 高校を出てお勤めしていた頃、「千趣会」という毎月届けてくれるところからタオルとレコード(映画音楽のLP)を楽しみにしていましたね。 日本手拭にはないあのフワフワした感触なのか?理由はわからないのですが、タオルを見ると吸い寄せられるように手に伝わる感触を楽しんでいます。色や柄も気に入ったものを使いたくなって、「また、タオルか?!」と連れ合いに呆れられることもしばしばあります。
そんな愛着のあるタオルに黒カビを見つけると、「長いこと使わせていただきました。」とお別れの思いとともに。でもまだ雑巾としてのお役目が。
梅雨入りした関東です。梅雨が開けて汗が流れ落ちる盛夏には汗を拭ってくれるタオル。すべてのものに命があることを目の当たりに見せてくれて、黒カビにくっつかれても最後まで働いてくれるタオルにありがとう、です。
でも「黒カビ」くんも生きているんですよね。人は嫌っていますけどね。
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