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重くない楽しい思い出だけで充分ですね。

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 トイレの手洗いの部分の水垢が取れずにずっと「取りたいな。」と思っていました。もう20年は使っているでしょうか。2代目のトイレ便器で、私が珍しくピンク色の便器を選択したんです。明るい色もいいでしょうという単純な動機でした。

 トイレ掃除は欠かさないで続けてきていますが、この手洗い部分の水垢が私の課題でした。決して大げさでなく、わたしは拭いたり、磨いたりはどちらかというと好きなんです。なのに、この手洗い部分は欠如していたんですねえ。便器にばかり気が行っていて、トイレ掃除していたのに。どこか抜けているところが私にはあります。

 だから掃除のアルバイトも一生懸命しましたが、要領が悪くて時間内にあれもこれもやり終えないといけないのにという面では自分の習性が見えた経験ではありましたが。時間配分の大切さの学習をしました。

 ネットで検索していたら、レヴューで「手洗い部分がピッカピカになった。」とありまして、注文しました。届いたので先ほど磨いてみました。「取れてる!うわ。取れる。」と一人で喜んで磨きました。灰色にくすんでいたのがピンク色が見えてピッカピカに光っています。

 他人様からは「なんだ。そんなこと。」と思われるような些細なことでも喜びになるのです。

 でも、と思いもしました。こんなことは平常時だから許されることだと。

 災害や最悪アフガンのような危機的状況下ではありえないことですよねと。

 ネットというものを通して、使ったことのある人の報告を見て購入出来るメリット。こんなに物が溢れているホームセンターへ足を運んで探してもその物が実際に効果があるのかどうかを知るのは難しいことです。

 もちろん、レヴューにもヤラセもあるとは聞いていますので、私なりにそこをなんとか見抜こうと努力もしますけれどね。

 この届いた商品はMAID IN JAPANでした。それも嬉しく思いました。

 しかし、バカですかねえ。今更に我が身を振り返りますわ。「断捨離」がなかなかできないでいます。「もったいない。」とか「又着るかも。」と出来ない人の言う言葉を思っているのです。

 かたや、私の母が自ら選んで購入してひと針ひと針手縫いで縫った着物が3つのタンスに入ったまま、空き家になっているのを思う時、「物ってなんだろう?」という虚しさも感じているのですが。それは私に返ってくる思いでもあります。ですから、揺れに揺れています。

 頭や胸に残る楽しい記憶や思い出は消えずに持って行けるのに、重くもなく。

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ABOUT ME
audreyh0504
自己紹介 もうすぐ73歳に 関西から半世紀以上前に関東へ 連れ合いが突然関東への転勤を命じられ 埼玉県や都内に住んで 今は千葉県 子ども二人はは関東育ち 関西弁は当然のこと関東弁は仕事がらですが いまだイントネーションは直りません

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