水が怖かった息子をスイミングスクールに行かせていました。40数年前のことです。2階の部屋からガラス窓越しにずっと見ていたら、不安げな顔で私に向けて手を振っていたものでした。その幼かった息子の顔はまだ記憶に残っています。
1年間通っても水になじめないままでしたので、「これは無理かも」とやめさせましたけれど。娘が「水を得た魚」のように喜々としてプールで泳いでいたのと正反対でした。息子は陸上競技が得意でしたので、向き不向きはあるものです。
海とは違います。幼いお子さんがプールに行くのは「泳げるようになりたいか、させたい」との思いでしょう。水泳は全身運動なのでいいことですよね。
そこでまさかの出来事が起こるとは。幼稚園のスクールバスに一人残されたお子さんの事件が続けて起きたのも「どうして?」と思いましたけれど。どうして確認しないんですかと。そんなに難しいことには思えなかったのでですが。命に係わることですから、慎重の上にも慎重にしなければいけないはずですから。
スクールバスに機器を取り付けて「これで大丈夫」といった報道を見るにつけ、人間がそんなに頼りないのですか?機械のほうが安心なんでしょうか?と不思議でならない私です。
今から暑くなります。暑くなると毎年水難事故が海や川で起きています。泳げるという自信からか「入るべからず」の危険海域に入ったり、軽い気持ちで川に入って行くのは「危ないよ。」とお子さんに言ってあげてほしいと願います。
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