昨夕、リサイクル店に持ち込まれる様々なものの買取額特集を報道してたんです。
亡くなったお母様のアクセサリーをビニール袋に入れて、まるで5キロのお米の袋のように4つでしたか、ドサッと持ってみえていた40歳代の男性。
「集めに集めたものです!」と言ってらした通り、あれほどのアクセサリーを持っていらっしゃる方はそう多くはないかもと思いました。その中に「プラチナ」や「18金」のアクセサリーも混じっていたようで、数万円でしたか受け取っていらっしゃいました。他のアクセサリーはお金にはならなかったようで。
私は「貴金属」もさることながら、あれだけのアクセサリーをすべて身につけられたのかが気になりまして。おしゃれがお好きなお母様だったのでしょう。特にアクセサリー(ネックレスが多かったようでしたが)がお好きだったのか?そのお母様のご存命中の暮らしのほうに関心が向いてしまいました。
お母様がよく身につけていらしたネックレスを覚えていらしたなら、棺の中のお母様につけて差し上げて欲しかったわと。そうなさったのかもしれませんけどね。
人それぞれに好きなもの、好きな事があって、命の火が消えるまで人の数だけの思いが有形無形であるんですね。
多くのネックレスに、生前のお母様が楽しそうにおしゃれをしていらっしゃる姿を垣間見た気になりました。なぜなら、そのアクセサリーを持って来られた息子さんが呆れながらも不快に思っておられない表情でらしたので。
昔は「質屋」にお金に換えるために持っていくという「落語」があったりしますけれど。
リサイクル店はその人の生き方を映し出しているところと言えそうですねえ。
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