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人生いろいろ病気もいろいろⅡ

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 私は20歳代にどうしてか、口内炎に度々かかり痛くて食事もままならず、内科にかかって口内炎のデキモノにペタッとはれる「オブラート」状のものを出して頂いてしのいだりしていました。そのとき、連れ合いは「なんだ!口内炎って。」と怒ったように言ってました。元気印のその当時の連れ合いには理解できなかったようでした。

 ところが、不思議なもので私も連れ合いも歳を重ねて、私が口内炎と全く縁がきれた頃にどうしてか、連れ合いが口内炎にかかるようになりまして言うことが「口内炎て痛いもんだな!」と。まあね、自分が体験しないと痛みも辛さもわからないという当り前の理屈ですわね。

 便秘も腰痛も私は20歳代からつらい体験をくりかえして、腰痛では麻酔による痛みの緩和のために入院したりと、なるべくならしたくない体験をしてきました。腰痛は連れ合いは頑固なだけに、あっぱれです。歳を重ねて腰のレントゲンを撮ってもらったら医師いわく「腰の骨が異様な形に固まっていますよ。そうとう痛かったとおもいますがね。」と。

 そういえば、「腰が痛い。」と言っていた時期がありましたが、病院が嫌いなのと私の言うことなど聞く耳を持たない人でしたから、私も観念してしまってたのです。

 便秘も「俺は下痢しかしない!」とへんな自慢?をしていた人でした。下痢も便秘もよい状態ではないのにもかかわらず。ところが、これも連れ合いが60歳を過ぎた頃から便秘を体験するようになったのです。「便秘はただ出ないことだと思っていたけど、違うんだな。したいけど出ない、あれはつらいな!」とやっと私のつらさを体験して理解できたのです。

 人は「想像力」というものを使って人の痛みを、苦しみをなるべく理解するようにできるとはいえ、実際にその立場にならないとほんとうの意味での理解はむずかしいということですかね。

 今のコロナの後遺症だってなってからだと、大変なので感染したくないのは皆さん同じ思いですよね。想像力をフルに使って痛み、苦しみに寄り添うことが大切なんだと痛感します。

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audreyh0504
自己紹介 もうすぐ73歳に 関西から半世紀以上前に関東へ 連れ合いが突然関東への転勤を命じられ 埼玉県や都内に住んで 今は千葉県 子ども二人はは関東育ち 関西弁は当然のこと関東弁は仕事がらですが いまだイントネーションは直りません

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