ずっと引っかかっていたことです。「持続可能」なんですか?人間って。
現代のような医療の恩恵に預かれなかった時代は幼いこどもたちが多くの病気で、原因も分からずになくなったのです。
医療が進歩しても、原因不明の病気が出てくるのですよ。産後の、または育児中のお母さんが精神的に不安定になったりもします。人間の身体が見事につくられているのを知れば知るほど,コロナ後遺症と呼ばれる治療法の確立されていない症状に悩んでいる方も多いのではないかと心配しています。
ただ報道サイドが取り上げなくなっただけで、まるで何もなかったかのように世界は動いているように見えますが。
それに加えて、この酷暑です。
スポーツは感動を与えてくれる、すばらしいものです。すべての選手たちはどれほど練習に励み、自分との闘いに挑んできたことか。
ただこの発熱した体温以上の熱波の中で、例年どおり甲子園での球児たち。大丈夫なのでしょうか。
ついこの前に女子中学生が部活の帰り道で倒れているのを発見されて、痛ましいことに亡くなったと聞いたばかりです。
私は思うのです。どうして前例踏襲型から脱却できないんだろうと。状況は刻刻と変わっているというのに。
私の知っている同年代のかっての野球少年は、半世紀以上前「水を飲むな!」と間違った根性論をふりかざす教師の下で隠れて「田んぼの水を飲んだよ。」と話していました。今は水分補給は当然しているでしょう。
それでも、確実に気温が尋常ではないのです。そのなかで激しい運動をするのは危険そのものではないのかと。
かっての野球少年は今でも現役で働いています。「夏には強いんだ。あの野球の練習で鍛えられたから。」と言いながら。
鍛えるというのは、本当に都合よくつかわれる言葉でもあると運動が不得手だった私は思ってしまうのですけれど。
きちんとスポーツの意味するところを学習しないで、精神論的に「鍛える」もしくは「勝利の旗」のためにガムシャラに強要することはないのでしょうか。
一歩でも踏み間違えると、それは危険な行為になってしまうこの「危険な命に関わる熱さだ」と、気象庁も発表しているのですから。
日本という国に生まれて生きていられることはありがたいと思うこの頃なのですが、今一つ喉につまる小骨のように呑み込めないでいる点でもあります。
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