このところ私は私の父や兄弟と久々に電話で話すことで改めて、家族とは個の集合体なんだわと思いましたわ。当たり前だよ!と笑われるのでしょうけど。
さほど考えずに暮らしているものでして。私の場合は特に故郷を離れてほぼ半世紀。ましてデパートで働いていたときは週に2日お休みはあれど、有休などはなく二人でお店を切り盛りしていて穴はあけられなかったですしね。田舎から法事のはがきがきてお店に持っていって「法事なのでお休めを代わってもらえませんか?」とお願いしても❌でした。なので喪服を持って仕事に行きそのまま東京駅から夜間の高速バスで帰省したこともありました。
それほどに帰省が困難だったので、疎遠になるばかりでした。親不孝でしょうが、仕事についている以上は致し方なしの心境でした。
法事の帰省は暑い時期でしたが、関西の友人のまだ学生さんだった娘さんが通学がきついのでと借りていらしたマンションでシャワーで汗を流して喪服に着替えて法事に行ったという経験をしました。ほんとうに関西の友人には何かと助けてもらいました。
70歳にして私の生家の家族のことをほとんど知らずに来たのだと思うことの多いこと!
20歳で家を出て知らない関東の土地でいろんな方に助けていただきながら、がむしゃらにここまでたどり着きました。
私のように離れていなくても、個々の人間の集まりだと思っていれば、歪んだ家族ゆえの甘えの悪影響は多少は少なくなるのではないでしょうか。
家族だからわかりあえている気になるのは錯覚だと。家族間の揉め事は他人にはしないことも、家族だから許されると勘違いをしてやってしまうことが発端ではないかと思うのです。
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