私は現役で働いていた頃、体温が35.2度という低体温が続いていました。20歳代とか30歳代は自分の体温を気にしていなかったのですけどね。40歳代にもなると不思議ですよね、ふと気になりだして体温計で。
初めて自分の体温を自分の目でみて、これじゃいい訳ないわと思いました。冷え性でしたし、子供の頃から虚弱体質でしたから体温をあげようと、東洋医学の漢方に頼ろうと思い立ち大学病院の漢方に通い始めたのです。
結構通いました。が、一向に体温は上がりませんでした。何十年と続けないといけなかったのかもしれませんが。その時の女医さんとの相性が悪かったというのでしょうか。病院に行って居心地が悪いという思いをしたのも続かなかった1つの原因でした。
その女医さんの言葉にチクッとする棘がある感じだったんです。私には。
薬を飲んでも、その薬を出していただきに行くたびに言葉のニュアンスに気分が落ちるのではねえ。
結局行かなくなって、私はこういう体質だわとほおって月日が流れて。
でも、私の弱点である大腸、人の1.5倍も長い腸のために医師から「水を毎日4リットル飲みなさい。」の言葉を受けて4リットルは正直きついですけれど。とにかく飲むように心がけてきました。それも常温の水を。
夏でも決して氷など入れたりしません。外で食事をするときに氷の入ったお水を出されると「困ったなあ!」と思うんですよ。「氷なしにしていただけますか?」というときもあります。そのお店の忙しさとかを見ながら言えそうなときはお願いしています。
仕事を63歳でやめて、接客業での不規則だった食事が終わりきちんと食べるようになりました。働いていた頃はお昼休憩など時間は不定期でした。忙しいときは夕方4時ころにオニギリ1個を流し込むようにして売り場に戻るというのはよくありましたね。なので、体重も今ほどなくて健康診断で「痩せすぎ」と出ていました。
今はウエストがきついと感じる事が増えて(^_^;)
ところが体温が上がっているのです。コロナ禍で消毒と体温計が設置してあるので、自分の体温が36度を超えていることに気づいて驚きました。
今、心の状態と体温が関係しているというコラムを読んで「なるほど!」と。心と身体をコントロールしている自律神経。最近眠る前に続けている「深呼吸」これで交感神経の働きを鎮めて、副交感神経さんに登場してもらえるようになってからはストンと眠りに落ちています。
このコラムに「身体が冷えると交感神経の働きが優位になる」とあります。交感神経は緊張感や、気持ちをイライラさせたりする傾向があるために自分にも周囲にもネガテイブになりがちだと。
身体が温まると副交感神経が働き始めて気持ちをリラックスさせてくれるので、前向きな方向へと行くんだそうです。
歳を重ねて、時間ができたおかげで人間の身体の不思議さや「よくぞ、こんなにも精巧に造られたものだ!人間って。」と感心することが増えました。皮肉なものといいいますか。当然といえますかねえ。人生の秋にして、しみじみと自分の身体に感謝と畏敬の念を持って接するようになれた気がします。
身体を冷やさないように、温かいものを頂いて心も温かくして前向きでいたいなあと。感謝🌅❗
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