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命を思う今の私に与えられしもの

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完全には改善されない睡眠障害に悩まされている私ですが。

今朝録画しておいた「小さな村の物語イタリア」10月12日放送分を流しながらブログを書き始めたら、75歳の医師と36歳で弁護士で空手家の男性二人の人生でした。

この番組には心が癒されています。なのに流しながらブログを書くなんて、器用なことは出来ず。PCに向かう手を休めて、イタリアの村に暮らす二人の人生に目をやると、75歳の医師の亡くなった奥様のお墓で二人が好きだった曲を流して涙する医師の姿が。「妻はずっと傍にいたから、今も僕の傍にいるよ。」と語る75歳の男性医師。

ナポリで弁護士をしていた36歳の男性が都会で味わった疎外感から、故郷の村で出会った女性と養蜂や12歳から始めた空手(ずっといじめられていた小学生時代だったので、怒りがたまっていたんだそうです)で師範の資格もとったんだとか。

でも空手を始めてから彼は自分の心のコントロールができるようになったと言うのです。

神さまが出逢いをプロデュースしてくれたかのような、平穏な心でいられる女性と養蜂や空手の指導、依頼がくればする弁護士の仕事をするベジタリアンの暮らし。

今の私が欲している人達、欲している人生の指針がテレビの画面に映しだされて、私は胸が熱くなっていました。

こんな出逢いって。私には偶然と思えなくて、信仰などない私なのに「今、あなたに」と空の上から送られた、そんな気がしています。

寝付いて3時間で目覚めた夜半。怖くて観ることが出来なかった録画ウクライナのドキュメンタリー「実録 マリウポリの20間」の前編・後編をベッドに座って見たのです。

今私の頭の大部分を占めている「命とは」。「命」がいとも簡単に壊されるのが戦争です。

破壊されていく様をテレビの画面で見るという違和感。(映画ではないのです)同時進行形なのです。アカデミー賞を受けたというのも、なんとも、です。real な「死」なのですから。

ああ、人が人を殺すな! 何があろうとも許されない行為なのです。

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