40歳半ばだったか、50歳手前だったか忘れたました。ささいなことですけれど。
新宿での仕事を終えての帰り道、すでに22時に近づいていてさすがに空腹を覚えたのです。乗換駅の改札を出て、駅の近くのビルの地下にあるチェーン店の居酒屋へと階段を降りて。
何曜日だったかも記憶にないのですが、ざわざわと男の人たちが多かったのだけは覚えています。空いていたカウンターに座った仕事着である黒のパンツスーツ姿の私。
二品のつまみに生ビール一杯、酎ハイ一杯。空腹だった胃袋に流し込んでまた階段を上がって電車に乗り帰宅の道へ。
こんな状況のひとりはいいものだったなと今でも思い返すのです。
空腹を満たすものであったにしても、喧騒のなかの静かなひとりの空間。
台風が刻刻と近づいている祝日の今日。家族連れのにぎわう電車や、飛行機。高速道路の様子を横目に、休めず働く人たちに思いをはせています。どうぞお体を大切に。
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