連れ合いが帯状疱疹の跡が残る左腕と「左手の小指と薬指がしびれてるんや。冷たいし、力も入らん。」としきりに左手を触っていたので、「何か、脳の病気かな❓」とかかりつけ医へ。
症状を言うなリ「それが後遺症なんだよ。それを心配してたんだけどな。だから入院した病院でなんとかしてもらえないかと。。」と、先生も困り顔になっていらして。
「神経をやられるからなぁ。この病気は。」と。
連れ合いもガクッと落胆した様子で、トボトボと二人で帰路についたのでした。
帰宅後、「疲れたぁ。」と座っていましたが、持って行き場のない怒りが胸に溜まっているようで。
私もなすすべもないので、ただ黙っておりました。
夕食後、少し連れ合いの気分を変えるために、アマゾンプライムでジェイソン・ステーサム主演の「トランスポーター」をチョイスして観ていたのですが、チラッと様子を見ると、疲れからか眠そうでして。
「途中で止めるから、寝たらどう?」と声をかけると「そうする。」とベッドへ。
私は私でそのあと気分を変えようと、たまたま見たのがテレ東の「プラモデルのタミヤ愛のアルゼンチン人・ディエゴさん」7年前に来日された彼のプラモデルにかける熱意に感動した記憶は消えずにありましたけれど、このところの連れ合いの病気のことで、テレビを見ることもなかったのです。
「タミヤ」の会長・田宮俊作氏が7月に亡くなられたことも初めて知りまして。
遠いアルゼンチンの地で、6歳で祖父から送られた「タミヤ」のプラモデルに魅せられてきた今年50歳のディエゴさんの熱い想い、お人柄がにじみ出る真摯なご様子に私も胸が熱くなった1時間でした。
一つのものに一心に打ち込んでこられた田宮俊作氏と、アルゼンチンで田宮氏を『神』とまで心酔する彼の出会いもまた、「ここまで夢中になれるものを持つ」人っていいなぁ、と。
心洗われる思いで、私も眠りにつけたのでした。
いろいろあって、心が揺れ動きはしますけれど。
ひとまず自分の心の軌道を修正して、また今日という一日が動き始めています。
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