都内の下町で暮らしていたときに買い物していた八百屋さん、肉屋さんやお惣菜やさんを今も懐かしく思うことがあります。
八百屋のおじさんが「これ、おまけしとくよ。」と笑顔で~
夕方のお店は大忙しでしたね。あの賑わいや、八百屋のおじさんとの会話の愉しさを今行っているスーパーマーケットで味わうことはないですから。
お肉屋さんでお肉を買って、お惣菜やさんものぞいてみて。
狭い通りで全ての食材が買えるのです。それも、とてもお買い得で新鮮な食材が。
10年も前の海外の旅でお友達になったご夫婦が、奇しくも私が暮らした町に住んでいらして。電車に乗ってそのご夫婦のお宅におじゃますると、数十年の時の流れで新しいビルや駅舎もできていますけど、タイムトリップしますねえ。
子どもたちが小学生と幼稚園児だった頃を思い出すのです。
娘の小学校の「ママさんコーラス」に入れていただいて、毎週土曜日の午後には体に羽根が生えたように録音機と楽譜を抱えて自転車で通ったものでした。
生命保険の新米外交員の経験をしたのも、その時でしたね。
いまだに「おのぼりさん」の私にとって、唯一親しみをもてる東京の下町のあの気さくな人達の醸し出すやさしさと活気。
出来ることならも一度暮らしてみたいなあ~と。