今日、連れ合いはガンを克服するために病院へ。
昨年の夏は、驚きの連続でした!
肺に影があると、市のレントゲン撮影で発見していただきました。
していただきました、なんて、冷静な表現をしていますが。
自分なり、自分の身内に降りかかってくるまでは、「2人に1人、ガンなんだって~」と軽く話していたのですが、保健所から、封書が届き、開けた時のあの衝撃は、「まさか?!」しかなかったですね。
それからの展開はめまぐるしく、市内の医療機関でCT検査の結果は、肺がんが腎臓ガンの遠隔転移だとのことでした。
紹介状をいただき、ガン専門の泌尿器科へ。
CTの画像をご覧になった医師から、切迫した声で「出来るだけ早く手術を!今入っている予定に組み込むから!」と。
手術まで早かったですね。
7時間近い手術を、面会室で待っていました。
連れ合いがベッドで運ばれてきて、まだ麻酔が効いて朦朧としている中、私に「手術室に来てください。」とナース。
まだ、手術の後の緊張した空気が残っている手術室の中の小部屋に通されて、小さな机をはさんで奥に座りました。
しばらくして、医師がステンレスのトレイを持ってみえました。
二つある腎臓の一つを切除するしかないと。腎臓ガンが5センチにもなっていたのです。
その、切除した腎臓、まだ血もついている生々しい腎臓がトレイの上に。
メスが入って切り開かれた状態でした。
「これが、ガンです。」と指し示されたのは、ほんとに5センチ以上に見える、大きなものでした。
一通りの説明を受けた後、確認したとの書類に「署名してください。」と、ボールペンを渡されて、自分の名前を書くのに手が震えたのに、自分で驚いて。
「初めて、人の腎臓を見たので、、」とつぶやいていましたね。
その後、一度目の抗がん剤の副作用が強く、発熱、味覚がない、食欲もないと、「丈夫な身体は、親に感謝ね。」と私に言わせていた食欲旺盛な人がこんなに弱るのかと。
再入院をさせていただいて、(私の手には負えないと、さすがに思いましたので)検査の連続!
結果、やはりいろんな数値が悪くなっているとのことでした。
で、退院後 今の抗がん剤に変えていただき、食欲不振等もなく、定期的に通っている現在、何事もなかったように普通の生活に戻っています。
ただ、新型コロナは怖いのですが、出来ることはマスク、手洗い、うがい位しかないので、引きこもり生活ではあります。
身近な方で、ガンにかかっている方は確かに増えましたね。
後悔 先に立たず!あの時、あれは予兆だったのか?等あるのです。
でも、病院に行って調べてもらうことまで、思い至らずでした。
やはり、皆さんが言っておられるように、早い発見が大事なのです。
見てくださっている方も、健康が一番ですからね!!