鉄分不足はあまり自覚がないまま、「いつも疲れている」「眠れない」「血圧や体温が低い」「原因不明の頭痛」「糖尿病」「肥満」等。まあ、いやになるほど並びますねえ。
今はテフロン加工やいろんな加工をされたフライパンでお肉を焼いたりしていますので、なかなか鉄のフライパンを使う機会が減っているのではないかなと思いますね。加工がしてあるフライパンはくっつかなくて手入れもラクですし。
昔は、こう書きたくないのですが、(昔人間には違いないので仕方ないと開きなおりますが)そんな便利なフライパンはなかったですからね。我が家には結婚したときからのすき焼き用の重い鉄鍋があります。家族ですき焼きを食べるときは、「ヨッコラっしょ!」と一番下にしまい込んでいる鉄鍋を引っ張り出してきます。娘婿どのは最初のすき焼きのときに「おお-、すごいですね!」となかなか見なくなった骨董品の鉄鍋に驚いていましたね。
人間の体には鉄分やミネラルと、タンパク質がとても重要だそうです。タンパク質が不足すると、ビタミンやミネラルを胃が受け付けなくなり、食欲不振になるとか。胃や胃壁も胃の中で働く消化酵素も全てタンパク質を材料にしているからだそうです。
私が子供の頃、母がよく「高野豆腐」の煮物を作っていたので今でも「高野豆腐」を炊いたんが好きですわ。スポンジのようだと悪評されることもある高野豆腐ですが、乾物なので常備しておけて使えるタンパク質素材、先人の知恵だと感心しています。上手にことこと煮含められたら美味しいんです。
フライパンも鉄製にして、多少面倒なのは認めますが、使い始めたら慣れていきます。加工をしたフライパンもあるのであまり油を使いたくない時は加工したフライパンをと使い分けています。
鉄分不足は「マタニティブルー」「うつ」などを引き起こすともあって、不可欠な栄養素なんですねえ。人間てほんとうにいろんな栄養素が必要なんだと遅きに失した感はありますが。くっつかないフライパンの便利さで失ったものもあるんだということ。(くっつかないことで助けられてもいるんですので、悪いと決めつけているわけではないですので、悪しからずm(__)m)
食べ物に含まれる鉄分ももちろんあります。ほうれん草、小松菜などの野菜、納豆、豆腐などの大豆製品は「非ヘム鉄」はビタミンCを含む果物等と一緒に食べると吸収されやすくなるそうです。レバーや赤身の肉などの「ヘム鉄」はそのままの形で吸収されるそうで、そう言えば昔は苦手なニラレバ炒めが食べたくなるのは体が鉄分が不足だよ!と要求しているのだろうと思います。体は正直にSOS を出してくれているんですね。
栄養素をざっくりと考えながら、バランスの良い食事をとれるようにお財布とも相談しつつ、暮らしていきましょうか(^^)
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