大好きな「鬼平犯科帳」の作家・池波正太郎氏は「剣客商売」「仕掛け人・藤枝梅安」も映像化されて今だに魅了されている作家でいらして。
12歳で「株式現物取引店・田崎商店」に奉公に出たとあります。今では考えられない12歳という年齢も驚きですが、そうした時代でもあったのでしょうか。それにしても浅草生まれで両親の不和による離婚も経験されていろんな職につきながら、それぞれの仕事を習得される勤勉さと頭の良さに今では考えられない時代背景とバイタリティーを感じます。
正義感ももともと強く持っていらしたようで、「鬼平」と重なる部分も感じます。
「食通」でいらしたのも有名ですし、12歳から大人の世界に入っておられることから女性関係もちらっと触れておられます。
まさに「鬼平」のセリフに池波氏が重なるように思えます。
「男気」という言葉が近頃は「死語」になっているなか、池波正太郎氏に「男気」を見るように「鬼平」に重ねてみている私です。
作家以外にもよく働きながら、おおくの作品を残されて67歳で亡くなられたようです。
私の98歳になる父と2歳しか違わないんだわと、不思議な感慨を覚えます。
「関東大震災」も経験され、戦争もあり大変な時代をくぐりぬけながら執筆活動に精力的に取り組まれたおかげで長く感動を与えていただいています。
今、池波正太郎氏の足跡を歩き、「しゃも鍋」も味わえる企画があるようです。ファンが多いのもうれしい限りです。
池波正太郎氏の「男気」と作品に乾杯🍶
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