気がつくと、ご近所で話をする数人の同年配の女性は皆さん「お一人様」のようで。
ご主人が亡くなられた方、事情があっておひとり様になられたり。
そういった話は「プライベート」なことなので、立ち入って話しはしませんが、何度か逢ってお話するうちになんとなく「あら?お一人なのかしら。」と感じたり、頂き物をお持ちした際に表札の名前は「息子の名前なのよ。防犯のために、ね。」と打ち明けてくださったり。
女性が男性より長命なのは、統計的にも表されていますし。
そうした「お一人様」の女性がお元気なのには、感心しながら「長年生活を共にした家族の死」を経験されて、いろいろな想いを味わって、乗り越えていらしたことに頭が下がります。
ご近所の同年配の一人の男性の方は、私もお合いすれば挨拶をしていた奥様を突然の発病であっという間に亡くされたと最近知りました。
私は専業主婦ではなかったので、昼間は在宅していなかったこともあって、お逢いしても挨拶程度で数十年が過ぎてしまいました。
奥様に先立たれたその男性は「家のことはすべて妻任せだったので、ひとりになってみるとわからないことだらけでね。困りましたよ。」と静かに話されたのでした。
高齢者の仲間入りをして数年。
「いつか来る日」が私にも、連れ合いにも近づいていると想いながら、今朝も夜が明けて、明るくなり、雨模様の一日がしとしとと動き続けているのです。
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