男女に限ることではないのかもしれませんけどね。
人間はそれぞれが持っている感性はもちろんのこと、育った環境も全く違う人間なのですから。
職場なら目標とするものが同じ、でも協調して歩んでいくってそんなに簡単でもないように思います。
私は「個人事業主」として生命保険外交員の仕事を8年間勤められたのは、ひとりで動ける仕事だったからだと思いかえすのです。もちろん上司の指示がなくはなかったですけれど、基本私が判断して行動をするのが私の性分に合っていたのだろうと。
仕事を離れた今でも、こんな私の性格は当然変わらず。他人さんに干渉するのも、されるのもどちらかと言えば苦手かなと。
夫婦という形式で52年を経過中の今も、そのうちの後半20年間は連れ合いの痛風、糖尿病、溶結性貧血、「腎臓がん」「肺に転移で抗がん剤治療中」と病院にお世話になってきています。
その以前は私の「椎間板ヘルニア」「脳神経外科にお世話になる髄液嚢胞」「成人発症スティル病」「突発性難聴」「喘息」「原因不明の高熱にての半月入院」(この発熱はデパート勤務の際に高熱をおして3日間通勤してgive upで、病院に行きましたら即入院。でも発熱の原因が分からないと医師。治療が出来ず点滴のみの半月でしたね。パジャマが発熱の汗でグチャグチャになり、私はずっとうなされていて動けず。ブツブツ文句を言いながらも連れ合いが仕事帰りに立ち寄って、洗濯をしてくれたのでした。)
「唾石摘出手術」などなどさんざん病院にお世話になりました。
仕事を頑張りすぎて病気になり、治るとまた仕事を探しての私と連れ合い。夫婦で病気を交代したかのような半世紀です。
男と女。人間同士、病気と縁がまったくなければ大きな心配がないと言っても過言ではないと私は思います。不倫がどうしたこうしたと週刊誌ネタで取り上げられますけれど、健康が前提にあるからこそできることなのです。
♪男と女のあいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ 今夜も 舟を出す♪ 「黒の舟歌」作詞;能吉 利人氏
野坂昭如氏も歌われましたし、長谷川きよし氏の声もどちらも好きでした。私は。
♪生きてりゃいいさ♪ 河島英五氏の唄も好きでカラオケで歌いながら涙するときもあります。
そうなんですよね。生きているから辛いことや、あったかいことも、男女の間の深い河も感じるわけでして。
今生きていられる、歌も歌える、暑いと感じる、感謝ですね。お義兄さんを見舞ってからますます「生きている」ことの大切さが沁みるのです。
連れ合いの言葉にカチンときても、ね。連れ合いも私のすることが気にいらないようです。相も変わらず。
お義姉さんも「よくケンカしてきたけどね、こうして施設に入ってから、家に一人でいてもすることもないしね。だから、ここに来てるのよ。」と。
本当に、夫婦って、ねえ。
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