久しぶりの病院でのお泊りに、なかなかなじめずにいます。
同室の女性とは同年配で、夕方から話し始めて盛り上がりまして。
静かな病室に二人の声が響きすぎたようで、注意を受けた始末でした。「まるで女学生のように、話がはずんでしまいましたね。」とウインク(^_-)をしてしまうほどに。
脇から見れば老女がふたりで何が楽しいんだか?と映ったことでしょうけれど。
話が弾むということは、感覚的に同質なものを内に持っているからかと思って、ありがたいことでした。
今、そのひとは静かな寝息をたてていらして。
宵っ張りの私のことです。テレビカードは購入してはいませんしと、談話室で夜の闇の様子を眺めながら、備え付けのポットのお茶を何杯もおかわりしては一人の時間をたっぷり過ごして。
夜も更けてきたので、とりあえずベッドに。
枕はそば殻です。悪くはないけど、バスタオルをたたんで頭に当てて、頭の上の灯を消せど眠れそうにないなあと、スマホの料理やセーターのリフォームなどを見るともなしに~
スマホを持つ手に灯が煌々とまばゆくて、「なんて!細かいしわが刻まれているの!」と女「啄木」のごとく「じっと手を見る」ことに。
台所仕事をしても、お手洗いの後に手を洗っても、スーパーマーケットの行き帰りには今も消毒液を両手にこすりつけて。
なのに、時おりにしか両の手にクリームをつけていないのですもの。
ふびんなことをしてしまって、ごめんねとわが手を撫でてあげている病室の夜
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