ここ数年の異常な雨量は河川の氾濫を引き起こし、家屋を、道路を川と化して見ていられない惨状には10年前の東北大震災を思い出してしまいます。
まだ前の傷跡も残っているというのに。
日本は内から外から試練にさらされている真っ只中にあります。不安要因があまたある中でじっと耐えて、日本のあちこちで復興に尽力されています。その上にこれでもかと、水の怖さを思い知らされる考えられない凄まじい雨量には抗うこともできず。
私が子供の頃に住んでいた家も低い山がすぐ後ろにありました。台風がくると、父が必ず長靴をはいて山の様子を見るために出て行っていました。今ほどの雨量が降っていたならひとたまりもなかっただろうと、最近のかつてなかった一ヶ月の雨量以上が2日ほどで降るという異常な線状降水帯には恐怖を感じます。
東北大震災の後の凪いだ青い海は何事もなかったように美しいのですが。
無宗教の私も思わず神様にすがりたくなってしまいます。