私が行くスーパーマーケットの店頭にあるパンの小麦はほとんど「国産」ではありません。
先日目にした賞味期限が近い食パンの成分表示に「国産小麦」と珍しく(これが問題だと私は思っているのですけど)表示がありました。ですけれど、セールで割り引いても高価格なにはとっても驚きました。
そのパン以外のパンの小麦は「国内製造」という意味不明瞭な表示ばかり。
もっと簡単明瞭な表示にしていただきたいものです。はぐらかしてよい食品はないはずです。「うまい!」「美味しい!」は大事ですけどね。
身体に入る食べ物は、健康保険の以前にとても大事なものなのですから。
日本で小麦の生産がそこまで少ないのかしら❓と、不思議でならないのです。
輸入のコストをかけても、価格的に安く販売されるのですから、どれほど小麦の原価が安いのか、国産小麦の生産量がそんなに少ないのか、と感じながら店頭のパンを眺めているのです。
今、「お米が高いから、パンだ、うどん・そば」に移っていると聞こえてきますけれど、そうなのかしら❓と首をかしげたまま、店頭でたちすくんでいる状態なのです。
連れ合いが好きなお蕎麦も、国産そば粉を使っているのはほとんど見かけません。
生命維持、もしくは健康で生きていくためには、栄養バランスが大事なのは皆さんご存じのなか、この国の食糧自給率の低さや、農薬や食品添加物など健康に有害なものにたいする規制を真剣に考える方向に向かっていかないのでしょうか。
「和食」がヘルシーで良いと世界中に広まっているなかで、輸入食材に頼る比率が増えている現状って、どうなのかしらと。




