家族の顔の認識ができなくなった兄は脳の記憶と言語部分に梗塞がおきたようですが、先日のお姉さんの話ではわからなくなっていた家族の顔はわかるようになったとのことでした。今はリハビリ病院でリハビリに励んでいるとのことですが。我が連れ合い=弟を案じてくれることの多かった兄なので、お見舞いに行きたいのですが。家族でさえがリモート面会の状況の中で、東京都内です。動くに動けない歯がゆさをかんじています。
我が連れ合いが腎臓がんで手術して入院していた一昨年は電車を乗り継いで2度面会に来てくれた兄です。脳梗塞や心筋梗塞は怖い病気です。お姉さんの話だと、医師からは「心筋梗塞のきらいもあるし、血管がボロボロです。」と言われたとのことでした。とにかく、連れ合いの3人兄弟は3人共に酒の量が過ぎるきらいはありましたから。それぞれの嫁は酒飲みには困り果てていましたね。私の関西の友人のご主人は一滴もお酒を飲まない、下戸でらっしゃるので羨ましく思ったものでしたわ。お酒も嗜む程度ならいいのですが、お酒にのまれてしまうほどになるといろんな事件が起きるんですよね。
歳とともにお酒にも弱くなるのに、気持ちは若いときのままに呑むのですからたまったものではなかったです、周りの人間は。兄は静かにグイグイと呑むタイプだったようですが、酔わないわけではないですよね。お酒に強いといっても。我が連れ合いは周りをヤキモキさせる酒に飲まれてしまうほうだったので、事件をよく起こしていました。保険証等お金も入った手提げかばんを無くすとか、まあいろいろありました。兄はタバコも長い期間吸っていたように思います。とはいえ、お酒もタバコも好きな方でも長生きな方はおられます。なんとも紋切り型では言えないのですが。
全ては、「合う、合わない」「持って生まれた寿命」ということでしかいえないのかもしれません。お酒を呑むと蕁麻疹がでるとかの合う、合わないということです。身体とは不思議極まりない精密機器ですわ。
とにかく、兄がどんな様子なのかとヤキモキするだけの日を送っています。でも、コロナに感染して重篤な状態になられたご家族の方はそれよりももっとキツイ状況にいらっしゃるのです。高齢の方の配偶者が感染されて面会はもちろん出来ず、「せめて手を握っていてやりたかった!」と痛切な思いで遺骨になって帰ってきたとなにかに投稿されていました。「命はこんなにもあっけなくなくなるものなのか!」と。
まだ、家のそのあたりにいそうな気がしているとも。足音が聞こえるようだとも。菅総理どの、「安心、安全にオリンピック」なんて言っている場合じゃないですよ!
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