テレビ番組の特集をたまたま見たんです。農業をしたことのない方たちが独学で無農薬の野菜や、お米を作って生活しておられる、まさに「米の飯とお天道様があれば生きていける」を実践されているのに見入ってしまいました。
電気、ガスもなく、水道、食べ物をすべて自らの知恵と労働で賄っておられるのですから。
家も自分で建てた方もいらしたし、古い家を家族で修繕して住んでいらしたかたも。
その決断力と行動力の凄さには感嘆符でした。
5人のお子さんたちと数種類の古来からあるお米を作って、家族総出でカマを手に稲刈りをされていました。雑穀をしてできあがったカラフルなお米を釜で焚き上げたお米を家族で食べながら、「幸せです。」と涙を流してらしたお母さんの姿。
「一日を精一杯生きています。夜にはクタクタになって、でも隣には同じように精一杯働いてクタクタの戦友(ご夫妻のこと)がいるのですから。」と「生きている。自然の中で家族と揃って自分たちで作った野菜とお米を食べられるだけで幸せです。」この言葉の重みを知らずに生きているのだと自分を振り返りました。
強くて、真っ当な生き方。日本人の生き方は本来こうしたものだったのでしょうね。農機具をつくる鍛冶屋さんがあったり。ご飯を炊く釜をつくる人がいて。
今の時代にそこに回帰する強さに感服するだけの私でした。
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