大阪万博に費やされる莫大な金額。その上に作った建造物を壊すのだと聞こえてきていました。その後見直されたとも。
もっと以前から全国のインフラの修復が必要だと、これも耳に入っていたのです。すべてのものが劣化するのは明白なのですから。
今回の能登の多くの被害の報道では、家屋の耐震化の遅れは高齢化が原因だと。
ですが、上下水道の大切さは地震の被害によって呼び起こされるもののようです。
今この時に飲み水がない、お手洗いで用を足すのを我慢されていて、その上に寒さと不安が押し寄せてくる。私がその場に置かれていると想像するだけで体がふるえてきます。
日々の暮らしが平穏に過ぎているときにこそ、人間が暮らしていくのに必須の条件を点検、修復していく必要性が見過ごされてきたと痛感させられています。それでも、巨大地震の前には脆いのかもしれませんが。地震が多いとされる日本において、繰り返される被災された方の苦しみを軽減するための素早い処置と行動の構築が進みますよう強く願っています。
水は人間の体内を流れる血液と同じく、なくては生きていけないのです。
私も昨年末に備蓄用の水の期限が近いのを見て、飲みましたがあっけないほど早く飲み終えて。これでは備蓄などとは言えないと、思い知ったばかりでした。
東日本大震災の時に、千葉県の浦安市で起きた液状化の様子とその後の復興に付いて検索しましたが、1万世帯の方たちが上下水道を使えず大変な生活を体験されたとのことでした。不可能と言われた1ヶ月以内の下水道の復旧を果たしたとありました。
この30年間で大きな地震と津波による被害が3度起きたのです。避難所の様子があまり変わっていないように見えるのがつらいです。
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