10歳まで住んでいた田舎の田んぼから線路が近く、農家ではなかったのでお米つくりを人に頼んでいたんだろうと。(こどもだったので、詳しいことは知らないまま)ただ、一度田植えの時に足をいれて、にゅるにゅるした土の感触と、秋の借り入れ時の休憩に食べてもらう為にお茶のやかんとお菓子をもって行った記憶だけが残っています。
さえぎるものが何もない田んぼが広がって、線路に蒸気機関車が走っていくのが見えるのです。
今、鉄道オタクとか、撮り鉄なんて聞きますが、当時は当り前の普通の風景だったのですが、時折ふっと思い出すことがあります。
高校3年生の夏、日本海の海辺に海水浴に友人と行った時も蒸気機関車だったので、トンネルに入ると煙が入ってこないように慌てて窓を閉めたのもついこの前のように、、
その海辺でラジオから高校野球の放送が流れていたのも、太田幸司君がイケメンピッチャーだったのも、いまだに記憶の隅っこにあるのです。
私には、孫がいないので「おばあちゃん」と呼ばれることがないのですが。
孫がいたら、「おばあちゃん」にも「青春」があったことを話す機会がくるのか、どうかは?
お歳を召した方に、総じて「おばあちゃん」「おじいちゃん」と呼ぶのをよく耳にしますが、私はお名前を知っていればお名前で呼ぶようにしてほしいなと、常々感じていました。
人生の秋に、、収穫の秋に、、
私は狭い日本とはいえ、故郷を離れ、武田鉄矢氏の「思えば遠くにきたもんだ」を口ずさみたくなる夜更けです。
しみじみし過ぎ?!
秋って、そうなるんよ!どうしてか、どうしても。
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