テレビ東京というテレビ局は、大晦日のNHKの紅白歌合戦が盛り上がっていたころからNHK の選にもれた往年の歌手の方も出演されている歌番組を開催していました。私も年々NHKの番組は見なくなっていましたね。それだけ歳を重ねたというのも大きいのでしょうけどね。
先日のテレ東の特集番組は「きんぴらごぼう」を愛するフランス人男性と、書道に魅せられたチリの若い女性の熱意に脱帽しました。筆や墨も入手が難しいでしょうに。
「きんぴらごぼう」に使うごぼうと人参を完全なる有機農法で作ってらっしゃるのには感心しましたし、それを取り上げてもらったこともありがたいと思いました。
人参を作っている若いご夫婦は元栄養士でいらしたとか。その観点から「人間の身体は食べ物で出来ている」と有機農業の仕事に取り組む決意をされたとのことでした。明るく元気に作っておられる人参は甘くて、美味しくて栄養たっぷり。その心意気やお見事です。
ごぼうもまた見たことのない巨大なごぼうでした。ごぼうの糖度が40という3年がかりで熟すまで土の中でという異色の栽培法。やはり雑草を土に漉き込んで土を肥やすという農法は人参と同じでした。
ただ残念なのは、そのごぼうは有名なレストランや料理屋さんに卸してらっしゃるとのこと。広大な農地の全てで栽培できないという、自然農法ゆえの大変さもあるので致し方ないのでしょうね。
雑草は微生物の宝庫なので土が豊かな土壌になっていくという発想でした。人参農家さんもごぼうの農家さんも。
こうした農業に従事されている方を知り、広まることを願うばかりの私で申し訳ないと思いますけどね。体により良い野菜を食べたいものです。
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