ほろ酔いのお酒はポカポカと身体も温まり、泣き上戸でないなら場が明るくなっていいのかも。
お酒が強いのが男だ!的な風潮があるように思うのは私だけ?最近は女性もお酒に強い人がいらっしゃいますけれど。体質の話ですものねえ。
以前デパートで知り合った感じの良いお化粧っけの無い女性は独身の方で「夜は何も食べないわ。ウイスキーだけよ。」とさらりと言っていましたね。ウイスキーを飲んだことのない私には驚きしかなかったですけど。もう一人青森出身の独身の女性は焼酎だと聞きました。このお二人、肝臓が強かったのですかね。
お酒は雰囲気を盛り上げる効果はあるのでしょうけどね。度を過ぎては興ざめになるものでもあるのではと、お酒大好きの連れ合いを持った私は思うのです。
「まあまあ一杯。」と今は亡き向田邦子さんのお書きになったお正月の様子は日本の原風景ですかしら。保険会社の支社長をされていたお父さんの元にはひっきりなしに元旦の挨拶に来客が途絶えることなし。お母さんは台所で熱燗を作り、お煮しめやお正月の料理を運んで大忙しだったと。
そんな景色が目に浮かぶのは、私が戦後生まれの人間だからでしょう。
私が育った家はそんな来客などない、静かなお正月でしたよ。父だけが一人呑んでいました。子供だった私も一応お神酒の盃に口をつけるだけの真似事はしたものでした。
呑めない人を「下戸」と評し、どうして上と下の文字がついたのでしょうねえ。
それはともかく、大きなお酒のチラシを眺めては「まあまあ、あちらもこちらもお酒ですか。」
「お神酒」だけはいただきましょうか。お正月なんですから。
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