昨日で31年が経過したんですね。あの修羅の震災から。
関西であれだけ大きな震災が起ころうとは、思いもしなかったことでした。
今、再度「100分de名著」で精神科医 安 克昌氏の「心の傷を癒すということ」を放映されていて、以前のを録画はしていたのですけれど、見ています。
精神科医の中井久夫 氏の著書も取り上げられていたときに感銘を受けて、中井久夫医師の本を図書館で借りてきて読ませていただきましたが。その中井久夫医師の下で研修を積まれた安 克昌医師 です。
ご自身も神戸市であの未曾有の地震を体験されたのです。30歳代半ばで幼いお子さんもいらして。
避難所でのカウンセリングや、診療など医師として救護活動をされながら、執筆依頼を受けて産経新聞に「被災地のカルテ」を書き続けて、「心のケア」や「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の概念を広く知らしめるという、結果としてご自身の命を削ることになるほど働いていらしたのだと聞きました。
震災の5年後に39歳で亡くなったとのこと。
安 医師も、精神科医としての仕事とはいえ、人間として抱えるにはあまりにも重い、過酷な日々だったことでしょう。
心の傷は深く沈み込み、癒えるまで年月を要するものです。表面上は見えない上に、身体まで蝕む恐れがある、それが心。
真剣に、正面から精神科医として取り組まれたのだと、早すぎる死に 安 医師の、ご家族の無念を思わずにはいられません。
三人目のお子さんの誕生の2日後に息を引き取ったとありますので、なおさら。
いまだ能登大震災の傷跡は残ったまま。心の傷も深く、故郷を離れた方も多くいらして。
このところの気温の上下動の激しさに、身体が振り回されて体調がおかしくなりそうですけれど。
まだまだ寒さ厳しい冬です。
身体と心の双方を温かくいたわって、離れた地に暮らす方々の安全と健康も願いつつ⛄




