電車の中でスポーツ新聞を広げていたおじさんは見なくなりました。ほとんどね。セクハラまがいのスポーツ新聞の紙面をこちらに向けられなくなったのはありがたいのですが、スマホのゲームに変わったんですね。たまたま電車の空いている席に座ったとき、隣の席の学生と思しき男の子が一心不乱に格闘ゲームをしていました。
盗み見たわけではないんですよ。断っておきますけれど。私に取っては見慣れないものなのでつい、好奇心から。ほら、盗み見たんじゃないかと聴こえてきてますかしら?
あまりに早いスマホの操作には目を見張るものがありましたわ。「Eスポーツ」大会が世界的に開かれる時代のようですものね。
それほど面白く夢中にさせるものが「格闘」もしくは「戦闘」なんですかね。私は知らない世界なので間違っていたらすみません。
「将棋」も大将を取る闘いのゲームだとはわかっていても、スマホの画面で闘って相手を倒すことに夢中になっているのをみると「夢中にさせるゲームの設計者」を褒めるべきなのかと少し複雑な気持ちになります。
そうかとおもえば「Oh~❗」と驚いたのは革のカウボーイハットをかぶった70歳代は優に超えているかと見えるおじさまがタブロイド画面の「漢字ゲーム」を真剣にしてらしたんです。体格もガッチリとした方でした。カウボーイハットが違和感なく決まっていて、私は思わず「カウボーイハットがお似合いですね。」と声をかけたのですが、電車の音のせいか、夢中になっていらしたためか聴こえなかったようでして。諦めました、おせっかいおばさんは。
タブロイド画面の大きさといい、漢字ゲームで脳の活性化をとがんばっていらっしゃるんだろうと。こんな活用法もあるんだわと感心しましたわ。
時代は変わっていくのですから、便利なものを上手に使っていく知恵も必要なんだと教えられた電車のなかの出来事でした。
あれだけカウボーイハットが似合っていらした日本人男性にはまずお会いしたことがないので、というか初めて見たんです。革製のカウボーイハットをかぶった日本人の男性は。お話を聴きたかったのでちょっぴり残念でしたけどね。
================
にほんブログ村のランキングに参加中です。いつも応援クリック有難うございます♪