最近映画館に行っていないなあと思って、調べた時には見たい映画が不思議になくて。
かっての淀川長治氏のような個性的な映画評論家を今は私は知らなくて。
唯一テレビで毎週楽しみにしているのが、英国ドラマの刑事ものです。
オードリー・ヘップバーンに魅せられた華やかな時代は遠い過去の宝物のよう。きらきらと光りを失わず胸のなかに残り続けているのですが。
今1週間に一度の楽しみが刑事ものというのは、人間を見るのには面白いからでしょうか。華やかさはもちろんありませんけれど。それも、英国のドラマはアメリカの(連れ合いが見ているバンバン銃を打ち合い、派手なカーチェイス)などはなくて。渋く湿気のある重厚な感じがなんともいい感じなんですね。
シャーロック・ホームズにしても、アガサ・クリスティーが描く英国の世界はフランス映画ともイタリア映画とも、もちろんアメリカ映画とも違う面白さ。ときどきその重さに疲れを覚えるときもありながら魅せられています。
ミュージカル「マンマ・ミーア」ABBAの歌のはじける楽しさとは全く違う人間観察のシナリオに魅せられて、英語のレッスンを終わらせてから見るのを楽しみにしています。
現実世界であっては困る犯人捜しのドラマはアガサ・クリスティーの国ならでは。
さて、じっくりと見ることにいたします。これから。
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