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がんという病気は厄介な細胞の変化。

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 昨日、いつものように朝早く病院に出かけた連れ合い。お昼過ぎに帰宅したので「早いねえ!今日は。」とのんびり構えていた私はびっくりしました。

 「抗がん剤の点滴をしなかった。肺がんが大きくなりつつあると言われて。。なんでなんだよ。とうとう終わりか。」と気落ちしていました。連れ合いは。

 家で2日に一度服用する飲み薬を薬局で出してもらってきていました。薬の説明の冊子も。 

 副作用のない薬はないんだと痛感させられますね。書いてあるある、副作用の数々!

 私にも衝撃的なことでした。あれだけ全身がボロボロになった皮膚とひどい痒みに耐えオプジーボの点滴を続けてきたのを見続けてきたのですから。

 4年目にして初めて「腎細胞がん」の冊子も持って帰ってきたので、目を通しました。確かに切除した腎臓に5センチほどの大きながん細胞を私は見ました。手術室の中の小部屋で執刀医がステンレスのトレーに乗った腎臓をもって入ってこられた画像と、想像していたより大きな生々しい腎臓は今も私の脳の片隅に残っています。

 その「腎細胞がん」が肺に転移していたのですが、医師ではない私は「ボールペンの先で点と打ったほどの小さな小さなもの」がどれほど悪さをするのだろう?その黒い点のためにこんなにボロボロの全身の肌と痒みに耐えなければいけないのかと思っていました。私は術後は一緒に病院へ行って「CT画像」を見ていましたので。

 ずっと抗がん剤を打ってきていて、「転移はないです。」ずっと医師から言われていたのが、ここへきて肺がんが大きくなりつつある?それって。。

 思わず「お父さんは食欲も旺盛だから、がんまで元気になるんじゃない?若い人が進行が速いというのと近いのかねえ。」と冗談っぽく口から言葉が出ていました。何かいわないといけないととっさに出た言葉です。

 連れ合いはショックを受けて帰ってきているのです。一緒に落ち込んでも始まらないと判断したのでしょう。自分でもほとんど考えずに出た言葉です。

 食べるのが大好きな連れ合いです。「焼肉を食べに行こうか?」と言ったら「うん。」と。

 暗く落ち込んでいても病気がよくなるはずもありません。高級な焼き肉店ではないお店が近くにできていたので、食べてきました。ちょっとお肉が硬くてそれなりのお店ですが、連れ合いは普段通り食べていました。

 さて、持ち帰った薬。2日に一度服用しなさいとはまさに劇薬。副作用がどれほどでるのでしょうか。

 開高健氏でしたか、「がんになるのは人の細胞が変化するのだから、これは人の宿命に近い。」と。文言は違うかもしれませんけれど。

 節制をした生活をしていても病気にならないわけでもなく、愛煙家でも長生きされている方もいらして。人間の体ほど「謎だらけ」のものはないのでしょう。

 だからこそ、毎日をできうる範囲で自分が快適に思えるように過ごしていきたいと思うだけです。今の私は。

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ABOUT ME
audreyh0504
自己紹介 もうすぐ73歳に 関西から半世紀以上前に関東へ 連れ合いが突然関東への転勤を命じられ 埼玉県や都内に住んで 今は千葉県 子ども二人はは関東育ち 関西弁は当然のこと関東弁は仕事がらですが いまだイントネーションは直りません

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