親子が似ているのは当たり前だと言われるかもしれませんね。幼かったころの子どもたち二人の写真を見ても、二人は全く違う顔をしてこちらを見ています。
娘は赤ん坊のころ男の子に間違われるほどきりっとした顔立ち。息子は女の子のような柔らかい表情でした。
今はもちろん少しは面影はのこっているものの、顔は変わるんですねえ。
私に似ていると言われていた息子はだんだん連れ合いに似てきているようですし、娘はどこか私に似ているようで。
娘は私に厳しかったのです。「私はお父さんのことはよく理解できるからね。」とはっきり言っていました。連れ合いの考え方にそっくりなところがあって、「ここまで似ているの!」とあきれるほどでした。それは変わっていないのですが、最近「あれ?」と思う言葉が娘の口から飛び出したのです。「お母さんは私ができないことができるから。」と。
何が私にできるのか、今も娘に聞いていないのでわからないままですけれど。初めて聞いた娘の私への見方です。
そうやって人は子供のなかに自分の若かったころを見出だして、でも違う個性を持つ一人の人間として相対して感心したり、笑いあったりと楽しい時を過ごせる幸せ。
ありがたいなと思います。私はこの子供たちに親として大したこともできなかったのにと。
よく育ってくれたと感謝です。いやなところは似なくていいよと勝手なことを思っていましたが、「反面教師ですよ。」と娘。いやはやしっかりと育ってくれて頭が下がりますです。
不思議な遺伝子の魔法に驚く日々です。
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