気分転換に新しい美容室に行ってみました。ネットでその美容室の施術例も見ていったのですが、まあ行ってみないとわからないのは病院でも美容院でも同じです。
「オイルケア」との文字があったのですが、なんだかわからないまま予約して。
若い女性の美容師さんが明るく迎えてくだすって。くだんの「オイルケア」とは「オイル」を頭皮につけて「なんちゃらウオーター」を頭皮・髪の毛に垂らしながら流していくというものだったらしいのです。らしいというのは、私自身はされるがままですので、「あれ?!」とこの歳まで数え切れない数の美容院でのシャンプー体験とは全く違っているけど「これって何?」とマジックにかかったような妙な気持ちでしたわ。
ですから早く終わって、椅子まで誘導されてもまだ「あの、シャンプーは?」と胸の中で思っていました。
「シャンプーは泡立ちますよね。あれは界面活性剤がはいっているんです。その界面活性剤がよくないんですよ。」と説明してもらうと、なんとなくわかるような。。でも、突然の想定外の進行状況に戸惑いは感じつつ美容室の椅子に座っていました。
「美容師の手が荒れるって聞いたことがあるでしょ。でもこのオイルで頭皮の汚れを洗い落すので、美容師の手も荒れないんです。」と聴くと、確かにそれはそうでしょうね。
平安朝の時代のあの漆黒の黒髪は「椿油」を使っていらしたのでしょうか。シャンプーのなかった時代です。
頭皮と顔の皮膚がつながっているのは誰しもご存じのことです。だから、その「オイル」と「なんちゃらウオーター」で顔もクレンジング出来ると女性美容師さん。理屈はわかるのですけどね。30歳代半ばのまだ若い美容師の女性が顔を私の顔に近づけて「これで洗っているので。」とぴちぴちのきれいな肌を目いっぱいに見せてこられて。
若い美容師の女性のトークの熱にその「オイル」と「なんちゃらウオーター」を買って帰ってはきたのですけどね。年齢が倍ほど違うぴちぴちの肌に私がなるはずもないわよと、悶々としてしまって。それにしても、この年齢にして初めて尽くしの体験でした。
「立て板に水」のような美容師さんの説明にやや押されてしまったの感あり。
今使っているシャンプーやトリートメントももったいないですし。
帰宅してから、ネットでシャンプーの類を検索すると出てくる!出てくる、山のように。これじゃ、何を使えばいいのかと情報の洪水にのまれてしまいましたわ。
結局、買ってはきたもののなんだか慣れていないためか手が出ません。これは「ちょっと頭の整理がつかないまま流されている感じ。いいのかもしれないけど、ストンと府に落ちないままではだめだわ。」と未使用のそのふたつを返品に行ってきたという顛末に。
病院も美容院も選ぶことの難しさを痛感したことでした。二つに共通していることは、専門性が高いという点。シャンプーも白髪染めも薬品成分が入っていて、薬品を扱っている点も共通ですね。
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