「おらぁ、東京さいくだ♪東京でべこ飼うだ♪」と成功するんだと上京してきた吉幾三さん。話しをすれば周りにいる人を笑わせてばかりです。
若いころにはよく飲み歩いて失敗もいろいろあったそうな。。
それでもお歳を重ねるほどにお母さんの歌や、娘さんの歌を歌うときには涙があふれそうなのです。吉君は。またまたお会いしたこともないのに、馴れ馴れしい呼び方で失礼をば。
このブログを書き始めた時に「徹君とてっちゃん」と船村徹先生と星野哲郎先生のことが大好きで、ずうずうしくも名前で呼ばせていただきました。作られた歌詞、曲がすばらしいのはもちろんのことです。それに加えて人間性が素敵なのですよ。お二人ともに。
我が連れ合いが何十年も前に会社で日経新聞の「私の履歴書」を読んでいたそうでして。その欄に船村徹先生のお話があって、戦後すぐの東京で米兵に絡まれていた日本人女性を助けられたと語っていらしたんだそうです。連れ合いは戦後すぐの荒れ果てた東京で米兵を相手に、いくら日本女性が困っていらしたにしても米兵に殺されてもしかたがなかった状況だろうにと私に語ってくれたのです。「凄いな!船村徹という人は。」とね。
正義感が強くて、徹君と歳の離れたお兄さんは戦死されたそうですから血気盛んな若者だった徹君の怒りが伝わってくる話です。
てっちゃんはてっちゃんで母子家庭に育って船乗りになろうとしながら、病気で挫折されて作詞家になられた苦労人です。徹君ととてもいいコンビだったと今でも思い出しては懐かしみ、亡くなったのが残念でならないのです。
吉君も徹君もてっちゃんもいい歌をたくさん作って下すって、もちろん昭和の多くの作詞家・作曲家の先生、世界中の音楽家にも感謝♪
心を弾ませてもらったり、しんみりしたりと音楽を聴いている間は癒やされる幸せな時間なのですから。
今の時代、癒やしは必要ですね♫
================
にほんブログ村「団塊の世代」カテゴリーのランキングに参加中です。
いつも応援クリック有難うございます♪