歳を重ねるにつれて連れ合いの本質が見えてきているのかなと思ったり、幼児がえりなのかなとも思えたり。現役で働いていた頃の連れ合いの話から、柔軟な頭脳の持ち主だと思っていたのです。最近はこんなに硬い頭だったの?と感じることが増えてきているのです。
それが本質だったのか、年齢が増えるにしたがっての変化なのかわからないでいます。
そして昨日お酒の良いが回るとともに働いていた頃の話を始めた連れ合い。事務所で掃除の仕事の高齢の女性をなにかと気にかけて話相手になったりしていたそうな。他の同僚の男性たちはその女性を汚いとばかりの対応だったというのです。(何が汚いのよ!と私ははっきり言いました。そんな男たちの気持ちが理解できないわ。私)
その掃除の女性がつい「トイレを汚す人が多くて。。」と愚痴をこぼされるのを聞くと若い男性社員に「トイレを汚さないように使え!」とか、助けてあげる方向で常にいたようなんです。
その話は聞いたことはあったので知ってはいたのですが、今夜は話し始めて涙ぐんだ様子でした。「おいおい、おじさん。涙ぐんでるの。歳をとったのねえ。」と茶化したら「弱い人には弱いんだよな。」と言うではないですか。
「ここにも弱い人がいるんだけどねえ。」と私が私自身を指さしながら洗面所へ。後ろから「強い人には〜」と聞こえてきた気がするんですけど。
落語に出てくる「カカア」や「オッカあ」は痛快なほどたくましくて笑いを誘いますが。
強いばかりじゃないんですけどね。私は。近すぎて見えていないのは「お互い様」なのかもしれません。「近くて遠い」という関係性もあるにはあるのですけれど。
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