昨日のスーパーマーケットでの出来事。
スーパーマーケットへ行く前に、まだ続いてる歯科医での麻酔治療をしてもらってましたので、口の中が麻痺したままだったのも疲れの原因の一つだと思いますけれど。
鮮魚売り場で久々に「イワシ」が頭や内臓を取った形で並んでいました。ショウガで煮るか、梅干しで煮ようかと少しプラ袋に入れてレジへ。
鮮魚売り場で「安いから」と手に取った価格より高い価格の表示を見て、いったんそのお店のPayで支払ったものの「??」と納得がいきませんでした。再度鮮魚売り場まで価格の確認をするため足を運びました。
やはり違うと、サービスカウンターでその旨の疑問を尋ねたのです。「鮮魚売り場のものを呼びますから」とサービスカウンターの女性。待つ時間の長かったこと。後で後悔したほど「疲れたなあ」と感じた時間でした。
ようやっと白衣にマスク姿の若い男性がみえたのですが「申し訳ありませんでした!」の連呼が始まったのでした。
私は「クレーマーではないですからね。価格が知りたかっただけです。もう謝っていただかなくていいですから。」とハッキリ申し上げて、ふっと横を見るとまだその男性が立ったまま。
「顧客が何か言ってきたら謝れ!とにかく謝れ!」と言うのがその会社の指導方針なのでしょうかね。
私自身は30年ほど前にデパートでお客様になじられ、怒鳴られてお返ししたお金を投げつけられた経験があります。原因はわからないままでした。とっさに土下座をしてその場の騒ぎを収めようと身体が動いたのです。私の人生で一度きりの経験。当然謝り方など教わったこともありませんでした。
だから販売する人の立場はわかっているつもりです。表示価格と違うのを❓どちらが正しいの?と尋ねていただけの私が何回も「申し訳ありませんでした」と頭を下げられることのしんどさ。「もう売り場にお戻りになってください。」とまで私は言いましたけれど。
グッタリした疲労感と60円ほどの返されたお金の重いこと。ああ聞くんじゃなかった、こんなに疲れるんだったらと帰路についたのです。その硬貨の重さなんて比じゃない疲労感が襲ってきたのですから。
「私がクレーマーみたいじゃない?!」と謝っている若い男性の姿から、そう思えてしまって。
謝罪の仕方も、相手によって変わってくるものでは?と私は接客の仕事をしていた経験から思うのです。その臨機応変さを学び習得するのは人それぞれに違うでしょうけどね。
今の時代はよけいに難しいことなのかも知れませんが。
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