今こうして朝を迎え、少々蒸しっとする空気を肺に入れながらパソコンに向かっていることは、奇跡ともいえるのでしょう。
1960年代にアメリカでアメリカ国立精神研究所のジョン・B・カルフーン博士がマウスをつかった実験「Universe 25」をされたそうです。マウスの繁殖から格差が生まれて、暴力がはびこり、雄のマウスから暴力を受けた雌のマウスは育児放棄を。
育児放棄をされた子供のマウスは繁殖行動をせずに毛づくろいばかりをして過ごすように、そして高齢化とともに絶滅に至るという実験結果は25回条件を変えてされても同じ結果だったというのです。
確かに地球上で人口は増え続け、暴力も絶えることなく繰り返されています。
富める者、貧しきものの格差は自然発生的にも起こるのだとマウスの実験をとおして知りえます。まして、人間は経済活動をする生物なのです。
人間として地球上の日本という国で生を受けたのも奇跡だと、普段の暮らしの流れのなかでは思うこともなく。
ですが、世界のあちらこちらで戦争が、暴力が起きているのを人間として必然だとしてはいけないのだとも思い知らされもしたのです。
本来「友好的」な生物ゆえに生き残ってきたのだそうですから。
================
にほんブログ村「団塊の世代」カテゴリーのランキングに参加中です。
いつも応援クリック有難うございます♪